確定拠出年金制度(401K)|おすすめ商品の選び方

 

 

確定拠出年金制度(401K)における

おすすめの商品の選び方!

 

 

確定拠出年金は、DCとか日本版401Kとも呼ばれてるもので、多くの会社で導入されている制度です。ただ、普通の人と話をしていると、「確定拠出年金はうちの会社でもやっているけど、よくわかんないんだよね」とか「商品の選び方がよくわからない」という声をよく聞きます。

 

あるいは、何年も前に導入した会社の場合には、「昔のことなのでよく覚えていない」とか「自分がどの商品を選んだのか忘れてしまった」などということもよくあります。さらに、インターネットやコールセンターの手続きをするときには、通常ユーザーIDやパスワードなどが必要になるわけですが、それらがどこかへ行ってしまってわからないという人もいるようです。

 

 

そこで、ここでは改めて、この確定拠出年金の制度そのものだけでなく、資産運用の考え方、運用商品の選び方をまとめてみました。最後まで読んでいただくと、「よし、じゃ自分でもやってみよう!」と思っていただけるはずです。

 

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確定拠出年金制度(401K)の

おすすめの商品の選び方概要

 

ここでは、まず確定拠出年金制度の確認をして、資産運用の確認をしていただきたいと思います。

 

資産運用は難しいという人は少なくないのですが、実はそんなに難しいものではありません。非常に簡単なので、その基本を押さえていただければと思います。そして、それを踏まえたうえで商品の選び方です。自分の場合にはどの商品を選んだらいいのかなということですね。

 

もうすでに利用されている人は、商品変更の手続きなどしていただいてもよいと思います。2017年1月から、公務員や専業主婦の方もこの確定拠出年金が利用できるようになり、60歳未満の現役世代のすべての人が利用できるようになりました。その意味でも、あまり難しく考えずに、ポイントを整理して、上手に使っていただけたらと思います。

 

 

確定拠出年金制度(401K)の仕組みは?

 

確定拠出年金制度には、5つの特長があります。

 

まず1つ目は掛け金です。掛け金は、毎月会社が社員一人ひとりのお金を出して積み立てていく場合と、自分自身の給料の中から抜き出して積み立てられる場合があります。これは、確定拠出年金制度(401K)を導入している会社によっても違ってきます。

 

要するに、掛け金は毎月積み立てられるのですが、会社が出す場合と自分が出す場合がある、または、それらを合わせて出す場合があるということです。

 

2つ目は運用です。提示された商品の中から自分で選んで、積み立てられた掛け金を運用します。

 

3つ目は給付です。その運用の成果を原則として60歳を過ぎてから、一時金としてまとめて受け取ったり、年金として分割して受け取ったりすることができます。

 

一時金とか年金というのは、聞き慣れない言葉かもしれませんが、一時金は一回で受け取るから「一時金」と言い、年金は毎年毎年分割して受け取るから「年金」と言っているだけです。

 

私たちが既に加入している国民年金や厚生年金などの公的年金や、生命保険会社が販売している個人年金などにも「年金」という言葉が付いていますが、これも基本的に毎年毎年分割してお金を受け取っていくから「年金」と呼んでいるのです。要は、確定拠出年金制度(401K)の給付は、まとめて受け取ったり分割して受け取ったりすることができるということです。

 

 

ポータビリティと税制優遇措置について

 

4つ目はポータビリティです。かなり昔のことになりますが、ポータブルラジオというものがありました。これは、持ち運びのできるラジオのことです。これと同じで、ポータビリティというのは、持ち運びができるという意味です使います。

 

確定拠出年金制度(401K)では、60歳よりも前に離職や転職をした場合、それまでに貯まっている残高を持ち運べるような仕組みになっています。例えば、転職したら転職先に持っていけるようになっているのです。

 

5つ目は税制優遇措置です。この確定拠出年金制度(401K)は、全体的に税制面で非常に大きな優遇措置があります。毎月の掛け金に対する税制優遇、運用した時の税制優遇、また受け取る時にも税制優遇措置があります。

 

確定拠出年金制度(401K)は、今から15年くらい前に、確定拠出年金法という法律に基づいてスタートしました。アメリカの制度をマネしているので、日本版401Kなどとも呼ばれるのですが、制度面ではアメリカとかなり違う部分もあります。そして、この税制優遇措置は、確定拠出年金制度の一番大きなメリットとなる部分でもあります。

 

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任意の場合はやった方がいいの?

 

確定拠出年金制度(401K)を会社で導入したけれども、使うか使わないかは個人の自由、任意で利用できるという人もいるかもしれません。そのような任意で利用できる、すなわち利用してもいいし、しなくてもいいという人の場合、税制優遇が本当に優れていますので、絶対に利用した方がお得です。

 

以上の掛け金、運用、給付、ポータビリティ、税制優遇の5つが、確定拠出年金制度(401K)の大きな特長になります。

 

 

株価・為替・金利の先行きは予測できるの?

 

まず戦後からの日経平均株価を見ますと、第二次世界大戦後昭和24年(1949年)に東京証券取引所が再開しました。その東京証券取引所が取引を再開した最初の日の日経平均株価の終値は176円でした。その20年後の1969年の日経平均株価は、2,000円〜2,500円くらいでした。

 

さらにその20年後の1989年12月末、日経平均株価は38,915円でした。当時のバブル経済のピークの値段を付けたわけです。つまり、1969年176円だった日経平均株価が、20年後の1969年には2千円を超えてくる、そしてさらに20年後には2千円くらいだったものが4万円近くまで上がってくるという状況だったわけです。

 

そして、平成元年1989年当時の日経新聞などを見ますと、10年後の日経平均株価は10万円を超えるというエコノミストなどもいました。それも当然だと思います。

 

176円だったものが20年で2千円、2千円だったものが20年で4万円近くになったのですから、そのペースでいけば10年後、20年後には10万円など軽く超えていてもおかしくはないという予測が出るのも当然だったからです。ですが、あなたもご存知の通り、その20年後の2009年には、日経平均株価は1万円程度まで落ち込んでしまいました。

 

さて、これからの日経平均株価はどうなるのでしょうか?

 

もちろん、上昇する可能性もあれば、上昇せずに横ばいの可能性もあります。あるいは、さらに大きく下がっていく可能性だってないとは言えません。こうした色々な可能性があるわけですが、これを正確に予測できる人などいないのも現実です。

 

もし正確に予測できる人がいるとしたら、今頃はその人は億万長者になっているはずです。ですから、株価や為替、金利の先行きなど、将来のことを正確に予測できる人などまずいないと考えておいた方が無難です。そういう意味でも、色々な可能性があり、タイミングを計ることもできないと思っておいた方がいいです。

 

もしタイミングが正確に計れるのであれば、日経平均株価が4万円近かった1989年平成元年12月末に多くの人が売却できたはずです。でも当時は、今株を買わないでどうするんだと言われていた時代だったのです。つまり、タイミングを正確に計ることはできないということなのです。

 

こんな話をすると「いや、私は日経平均株価が1万円台の時に買って1万9千円台で売り抜けることができました」という人もいるのですが、それはたまたまできただけです。反対にタイミングを計ることに失敗して落ち込む人もいますが、それもたまたまなので、それほど落ち込む必要はありません。

 

要するに、将来どうなるのかということは、誰にもわらないということを頭に置いておくことが大切なのです。

 

 

確定拠出年金制度(401K)での

おすすめの商品の選び方は?

 

有利な運用方法があるのかどうか、将来を正確に見通せない限り、それは誰にもわからないことです。ただ、失敗の少ない無難な運用方法というのはあります。それは、あくまでも過去のデータではありますが、それをひも解いていけば、失敗の少ない無難な運用方法というのが見えてきます。

 

例えば、1989年末のバブルのピークの頃に、100万円のお金を国内債券、国内株式、外国債券、外国株式という4つの資産に均等に分散して25年間放っておいたらどうなったと思いますか?もちろん、途中での上下はありますが、100万円のお金がおよそ350万円程度になっているのです。

 

国内債券、国内株式、外国債券、外国株式という代表的な4つの資産、どれが上がってどれが下がるかなど、誰も正確にはわかりません。また、毎年毎年、どれかが上がってどれかが下がるという状態が、常にと言っていいほど起きています。

 

世界中に存在するお金の量を一定とするならば、そのお金が様々な世界中のマーケットを移動しています。あっちへ行ったりこっちへ行ったりと、お金は動いているのです。ですから、その時々で、値上がりするものもあれば、必ず値下がりするものもあるのです。

 

世界中の商品が、同時に値上がりしたり、同時に値下がりしたりするということは、通常は考えられません。だからこそ、様々な主要な資産に分散しておくというのが、失敗の少ない一番無難な運用に近づけるのです。国内経済や世界経済が、中長期的に成長すると見るのなら、色々な商品に分散して保有しておくのがいいということになります。

 

わかりやすく言うと、色々な商品に分けて放っておくということです。タイミングを正確に当てられるわけではありませんから、自分のタイミングで売ったり買ったりを繰り返すことは、却って運用成績を悪くする可能背が高まります。タイミングを正確に当てられないとするのなら、分散して放っておくというのが、失敗の少ない一番無難な資産運用と言えるのです。

 

また、無難とはいえ、自分のタイミングで売ったり買ったりするよりも、もしかしたら結果的には有利な運用になる可能性もあるわけです。そういう意味でも、確定拠出年金の商品のラインナップの中には、様々なカテゴリの様々な商品が用意されています。

 

その様々な商品、値動きの異なる、リスクとリターンの異なる商品を複数持っておくことによって、全体のポートフォリオとして考えた場合の運用というのが、失敗の少ない無難なものに近づくのではないかなと思います。

 

ぜひこれを機会に、まず色々な資産に分散投資をしてみて下さい。元本確保型にばかり偏っている人が多いとも聞きますが、確定拠出年金を利用するのであればそうではなく、様々な資産で運用されている商品があるわけですから、それら色々な商品を組み合わせることを考えていただければと思います。

 

もちろん、それが有利な運用方法になるのかはわかりません。ただ、おそらく失敗の少ない無難な運用方法になっていくのではないかと思います。

 

 

確定拠出年金制度のおすすめの商品の選び方

商品ラインアップの確認をしよう!

 

商品ラインアップというのは、確定拠出年金制度を導入されている企業のプランによってかなり違ってきます。実際、商品数もかなり違います。少ないプランですと、それこそ5〜7商品と少なめなプランもありますし、多いと40〜50商品と用意されているケースもあります。

 

ただ、確定拠出年金法という法律において、リスク・リターンの特性の異なる3つ以上の運用商品を必ず用意しなければならないと決められています。ですから、通常は、複数種類のタイプの異なる商品が用意されているということになります。

 

一般的な確定拠出年金の商品は、元本確保型の商品と元本が確保されていない投資信託といったものに、大きく分類されます。

 

元本確保型の商品としては、定期預金や生命保険会社・損害保険会社の保険商品があります。一方、元本が確保されていない投資信託と一口に言っても、様々な種類があります。

 

株式で運用されているものや債券で運用されているもの、それから国内のものや海外のものまで色々です。それから、バランス型といった、様々な資産を組み合わせたタイプもあります。

 

そして、近年では、株式や債券とは違ったタイプの商品、例えば不動産や金(ゴールド)などで運用されている商品も、このラインアップの中に加えられているケースが増えています。

 

繰り返しになりますが、これら確定拠出年金の商品ラインアップというのは、導入されている企業ごと、プランごとに異なる場合があります。なので、今すでに確定拠出年金を利用している人は、今自分が利用できる確定拠出年金の商品ラインアップというのはどういうものなのか、確認してみることをおすすめします。

 

ちなみに、商品の一覧表というのが当初導入された時の説明会の資料などにも必ず入っていますし、また、インターネットやコールセンターなどを使えば、すぐに調べることができます。

 

個人型ということで、自営業やサラリーマンの方で、自分で希望して金融機関の窓口などに行って確定拠出年金を利用している人は、取扱窓口となっている金融機関ごとに、この商品ラインアップが違ってきます。そういった人も、改めて自分が利用できる運用商品の一覧表を確認してみることをおすすめします。

 

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