医療保険の審査とは?

 

 

医療保険審査とは、具体的に

どんなことをするの?

 

 

日本には今、およそ40社ぐらいの生命保険会社があります。おそらくあなたが聞いたことのない会社もたくさんあると思います。その生命保険会社の多くで医療保険を販売しています。

 

医療保険については、テレビを見ているとCMが流れていたりするのでご存知かもしれませんが、特に女性は男性に比べて医療保険へのニーズが高い傾向にあります。

 

医療保険に限らず、生命保険に加入する場合には、必ず審査というものがあります。そして、加入するためには、この審査に合格する必要があります。

 

 

医療保険の審査とは具体的にどのようなもの?

 

これから医療保険に加入しようと考えている人は、この審査で具体的にどんなことをするのか気になるところだと思います。また、医療保険の見直しを検討している人も同様だと思います。

 

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具体的に何を審査するのかを知らずに、先に現在加入している保険をやめてしまって、いざ新たな保険に加入しようとしたら断られてしまったというのでは最悪です。ですから、まずは具体的に審査ではどのようなことが行われるのかをよく知っておいて下さい。

 

 

医療保険の審査項目とは?

 

まず医療保険の審査は、告知書という用紙に記入をして、それを保険会社が見て判断をします。高額な死亡保障の場合は、医師による審査、または健康診断書などの提出が必要になります。

 

一方、医療保険の場合は、基本的には告知書に健康状態を記入して、要は自己申告して、それをもとに保険会社が審査を行います。この審査というのは、大きく分けると以下の3つに分けられます。

 

@健康状態の審査
A職業の審査
Bモラルリスクの審査

 

まず1つ目は、健康状態の審査です。ここは最も重要なところで、保険会社から断られるとすれば、ここが原因の可能性が一番高いです。

 

主に告知書では、「直近3ヵ月以内に病院に行きましたか?」とか「過去5年以内に入院したり手術をしたりしましたか?」とか、あるいは「5年以内に7日間以上お医者さんの診察、治療、投薬などを受けましたか?」など、こういった質問に「はい」「いいえ」で答えていきます。

 

これらの質問の中には、「2年以内に健康診断を受けましたか?」「その受けた際に指摘を受けましたか?」というような内容のものもあります。

 

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例えば、健康診断書を見て、血圧などBMIが平均よりも高い又は低いとなった場合、A、B、C、Dというような判定があるのですが、仮に血圧のところがCになっていたり、BMIのところがDになっていたりすると、これはいわゆる経過観察あるいは再検査というものなので、その場合には、詳細を告知しなくてはいけません。

 

具体的にどれぐらい高いのかとか、それで病院に行ったのか行かなかったのかとか、行って何と言われたのかなど、指摘がある場合には、そういったことを告知をしないといけないことになっています。

 

 

医療保険の審査では

どこまで告知する必要があるの?

 

どこまで告知すればいいのかというのは、保険会社によっても違ってきます。ここで、注意してほしいのは、聞かれていないことは書かないようにするということです。

 

要するに、余計なことは書かないということです。聞かれてもいないのに、「書いておいた方がいいかな」などと考えて、あんまり書きすぎるのは避けた方が無難です。

 

 

医療保険の職業の審査とは?

 

2つ目は、職業の審査です。これは例えば、消防士さんや建築現場など高いところで作業をするような仕事の人、格闘家、レーサーなど、一般的に危険度の高い職に就いていないかという審査になります。ちなみに、職業も告知する必要があります。

 

職業の審査については、スーツを着て仕事をするような人にはまず関係ないのですが、前述したような職業の人の場合、加入できる保険が制限されていたり、場合によっては加入できなかったりします。

 

私の知人で競輪選手がいるのですが、「この保険は申し訳ありませんが入れません」と断られてしまったことがありました。

 

 

医療保険のモラルリスクの審査とは?

 

3つ目は、モラルリスクの審査です。モラルリスクというのは、聞きなれない言葉ですが、該当する人はほとんどいないと思います。

 

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モラルリスクとは、いわゆる保険金詐欺です。つまり、「保険金詐欺を企んで加入していませんか?」という審査になります。これは何を持って審査するのかというのは非常に難しいのですが、実際には、お客様と面談する保険営業マンが判断するしかありません。

 

例えば、何となくチラッと背中を見たらタトゥー(刺青)を発見してしまったという場合には、保険営業マンは、保険会社に報告する義務があります。

 

ここは人が絡む審査になりますが、見た目ではわからない部分も多いですから難しいところです。タトゥー(刺青)を発見してしまった場合、明らかにそっち系の人なら加入できませんが、ファッションでという人もいますから。

 

ちなみに、体にリスクを伴うことになりますから、タトゥー(刺青)は告知が必要で審査の対象になります。

 

 

医療保険の審査のまとめ

 

これらの審査を経て、問題がなければ無事完了となります。やはり一番注意しなくてはいけないのは、健康状態の審査になります。また、前述した通り、聞かれてもいないのに、告知書にやたらに書くというのは、あまりよくありません。

 

ただ、一番良くないのは、嘘を書くことです。これは最悪です。この場合、仮に加入できたとしても、「嘘がばれた場合には、保険会社は保険金を支払わなくてよい」というように、約款に書いてありますので、あくまでも正直に書くようにして下さい。

 

どうしても人が関わる仕事なので、今はもういないと思いますが、営業マンに「そこは嘘でいいですよ」と言われた場合は、一度そこで書くのをやめて別の人に相談した方がいいです。

 

結局、嘘がばれて保険金が支払われないとなったら、何のために保険料を支払っているのかわからなくなってしまいますからね。

 

ポイントは、聞かれたことに正直に答える、余計なことは書かない、嘘はつかない、ということになります。

 

年々、身体に支障が出てきたりもするので、若いうちに医療保険に加入しておけばよかったなという人もいると思います。健康な人にとっては、医療保険に加入するニーズはないので、ここが非常に難しいところです。

 

ですが、結局のところ、身体が悪いと医療保険に入りたくても入れなくなってしまうわけで、そういった意味では、健康なうちに入っておいた方が、いざという時には役に立つと思います。

 

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