ふるさと納税は
年度ではなく年単位です..
ふるさと納税は、年単位で枠が決められているものです。年度ではなく年(1/1〜12/31)なのでお間違えの無いように。つまり、12月までにはやっておかないと、その枠が来年の分になってしまいますので注意してくださいね。
ふるさと納税は、もちろん自分が応援したい自治体に寄付をするというように、志で行うこともできます。ただ、やはりお礼として特産品をもらえるという目先のお得も大事ですから、おすすめの特産品をチェックするなどしておきたいですよね。
ふるさと納税の
2つの制度改正とは?
さて、ここ最近ふるさと納税について非常に大きな制度改正が2つ行われたので、そちらの解説をしていきたいと思います。
@ワンストップ特例制度で確定申告不要に!
これまでは確定申告をしなければいけなかったのですが、今後はしなくてもよくなりました。
実は、それまではふるさと納税をしても確定申告に行く人の割合は、たったの3割だったのです。つまり、7割の人は税金が戻ってくるということがなく、単なる寄付をしていたということになっていたのです。
例えば、5万円を寄付した場合、確定申告をすれば、2千円を除いた4万8千円が戻ってくる仕組みになっているのにもかかわらずです。ただ、確定申告というのは3月のもの凄く忙しいときですから、税務署などに行ってられないという人が意外と多くいたのも事実です。
こうしたことが背景にあったのでしょう。これからは、ワンストップ特例制度ができたので、確定申告したかったけれどできなかったという人は少なくなっていくと思います。
具体的なやり方はとても簡単です。
例えば、ふるさとチョイスなどで申し込みをする時でしたら、特例制度の申請をしますというところをクリックしてチェックをします。すると、ふるさと納税をした市町村から書類が送られてきますので、あとはその書類に書き込んで再度送り返すだけでいいのです。
ただし、これには上限(限度)があって、年間5か所までで1件1万円以上となっていますので、あまりたくさんやりすぎないように注意してください。
こうした制約はあるものの、一般的な人ならこの上限で収まるはずですから、税務署へ行くことを考えたら、利用した方が絶対に楽だし便利なのでおすすめです。
ふるさと納税の申し込みの時に、「ワンストップ特例制度を使います」というところをチェックするだけですから本当におすすめです。
A限度額が約2倍に!
これまでは限度額がそれほど大きくありませんでした。これは家族構成にもよりますが、例えば、年収500万円ぐらいの人ですと上限は2万5千円ほどでした。
それがこれからは限度額が5万円ぐらいになったのです。これは扶養家族が多ければ、さらに大きくなります。限度額が5万円あれば、1万円ずつ5か所にふるさと納税できますよね。
おすすめのふるさと納税先は
どこ?
ふるさと納税は自分で探す楽しみもありますが、一応おすすめを紹介しておきますね。
まず群馬県の草津町と中之条町ですね。草津町は草津温泉、中之条町は四万温泉という群馬県の名湯がそれぞれあります。草津町では寄付した金額の半額の温泉感謝券(金券)をもらえるので、それを使って旅館に泊まるのがおすすめです。
中之条町も仕組みは同じなのですが、こちらは半額の温泉感謝券(金券)をもらえるだけでなく、さらに特産品ももらえるので二重にお得でおすすめです。
それから、食べ物では、北海道稚内の一夜干しや毛ガニ、手作りイクラなどの海産物がおすすめです。
また、ウナギが各自治体で出ているのでそれもおすすめです。実はウナギは冬がチャンスだったりします。なぜかというと、土用の丑の日あたりは皆が集中するのでとれないのですが、冬はあまりウナギという発想がないからです。
実際ウナギは冬を前に脂をたっぷり溜め込んでいますいますから、冬のウナギはとても美味しいのです。
ふるさとチョイスのサイトで検索窓に「うなぎ」と入れて検索する、ズラッとふるさと納税のウナギが出てきますのでおすすめです。
ふるさと納税なら
税金の使い道を選べる!
ふるさと納税というのは、実は唯一税金の使い道が指定できる制度なのです。サラリーマンの場合、ほとんど節税はできないのが実情です。
ふるさと納税は節税ではありませんが、自分で市町村も選択できますし、市町村の中でどういった使い方をしてほしいかを指定できるので、そういった意味ではやると楽しいですしおすすめです。
(参考)FXの税金とふるさと納税、パート主婦がFXで100万円の利益が出た場合の税金