必要書類(雑損・医療費・小規模共済・生保・損保)について

 

確定申告書の必要書類

(雑損・医療費)は?

 

 

雑損・医療費について、所得控除を受ける際には、必要書類を確定申告書に添付したり、確定申告書を提出する際に提示することになっています。

 

 

具体的にはどのようなもの?

 

■雑損控除

 

雑損控除を受ける人は、損害を受けたことを証明できるもの(消防署の罹災証明書など)と控除に関する損失額の明細書を添付する必要があります。

 

この明細書は自分で作るのですが、控除の対象になる損失の中に災害に関連して支出したものや、盗難や横領に関連して原状回復のために支出したものがある場合には、それらの領収書も必要です。

 

■医療費控除

 

医療費控除を受ける人は、医療費の領収書と医療費の明細書が必要です。

 

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医療費の明細書については、税務署に行くと封筒の表が明細書になっている便利なものがありますので、そちらを利用すると便利だと思います。医療費の領収書は、いらない紙の裏などを使って糊付けしたり、輪ゴムやホチキスでわかりやすくまとめておけばよいと思います。

 

確定申告書の医療費の欄は合計しか記入するところがありませんので、支払先が多い場合には明細書を作成して、確定申告書には合計額だけを記載することになります。

 

 

確定申告書の必要書類

(小規模共済・生保・損保)は?

 

■小規模企業共済掛金

 

小規模企業共済掛金の控除を受ける人は、「小規模企業共済掛金払込証明書」などの支払った掛金の証明書を添付します。これは、年末調整のときに会社に提出していて、すでに控除を受けている場合には必要ありません。

 

■生命保険料控除

 

生命保険料控除を受ける人は、「生命保険料控除証明書」などの支払った保険料や掛金の証明書を添付します。

 

このとき、一般の生命保険については、1契約9,000円以下(剰余金の分配や割戻金があるときはそれをマイナスした金額です!)のものは添付がいりません。個人年金保険料については、金額にかかわらず添付します。

 

■損害保険料控除

 

損害保険料控除を受ける人は、「損害保険料控除証明書」などの支払った掛金の証明書を添付します。

 

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