住宅ローン返済期間、借入額、金利のポイント!

 

 

住宅ローン返済期間、借入額、金利のポイント!

住宅ローンの変動固定ミックスとは?

 

 

今回は、住宅ローンの最も重要な要素である、返済期間、借入額、金利についてのお話です。これら3つの要素にはしっかりとしたルールがあります。

 

まず1つ目の返済期間については、最長35年と決められています。また、完済した時の年齢、完済年齢が80歳と決められいます。

 

ですから、仮に今50歳の人が35年の借入期間で住宅ローンを借りたいという希望しても、完済年齢が85歳になってしまいますので、80歳までに完済なら最長でも30年返済ということになります。

 

これが1つのルールになってきますので、その中で返済期間を定めていかなければなりません。

 

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2つ目の借入額については・・・

 

借入額についても、3,000万円、5,000万円、6,000万円と希望する物件の融資を受けられれば一番いいのですが、金融機関の方ではそれだけの返済能力があるかどうかをチェックします。

 

なので、個々の年収によって返済負担率など、そういったものに合わせて借入れの融資額の上限を決めてきます。

 

これは、あくまでも金融機関が個人の年収に合わせて、もちろん返済期間にも合わせて、「いくらまでならご融資できますよ」という形で借入枠が決められます。

 

そういった意味では、諸々の条件がすべてクリアできるかといえば、そういった制限の中で住宅ローンというのは決められてきます。

 

 

3つ目の金利については・・・

 

金利というのは、私たちお客の側で好きに選択できます。選択できるというのはどういうことかというと、金利には3つのパターンがあります。

 

1つ目は変動金利です。

 

2つ目は固定金利選択型です。固定金利選択型は、3年、5年、7年、10年、こうした期間だけ金利が固定されているタイプです。

 

そして、その期間が終わった時に次にどうするのかを選択できます。具体的には、自動的に変動金利にするのか、また短期の固定金利にするのかという選択です。

 

3つ目は固定金利です。固定金利は、35年返済であれば、決められた金利でずっと返済していくということになります。

 

この3つの金利タイプの中から選択していくことになります。それから、最近はミックスプランというのもあります。

 

ミックスプランというのは、例えば、3,000万円の融資を受ける時に、1,500万円を変動金利に、1,500万円を固定金利に、というように変動と固定を合わせてミックスする形にするものです。

 

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こうした返済方法もありますが、この場合もあくまでも金利を見極めて選択していくことになります。そういった意味では、住宅ローンを借りる時には、3つの要素の中でも特に金利の選択をどうするのかということが一番の重要ポイントになります。

 

もちろん、自分自身の年齢や返済期間は、ルールに則って決めなければいけません。これらに合わせて、自分が今置かれている年齢や収入を考慮して、3つの金利タイプの中から選択するのがベストです。

 

ということで、住宅ローンには3つの重要な要素として、返済期間、借入金額、金利があるということを知っておいて下さい。

 

 

住宅ローンの変動と固定のミックスとは?

 

ここでは、住宅ローンの中でも変動金利でもなく固定金利でもない、これら2つを抱き合わせたミックスプランの住宅ローンについて少し解説しておきます。

 

最近、金融機関でもこうした抱き合わせた金融商品ということで、例えば、4,000万円借りる方に、「変動金利2,000万円と固定金利2,000万円でミックス型の借入れができますよ、これなら利息軽減ができますよ」という提案をしてくることがあります。

 

もちろん色々な考え方があるので、利用する方がいる一方で、利用しない方もいます。この住宅ローンの変動と固定のミックスプランは、あくまでも金融機関からリスク分散をしていきましょうという提案です。

 

例えば、変動金利で住宅ローンを借りた場合、変動金利は今かなり低金利で、優遇金利もありますから、金融機関としては正直利息から得られる利益は少ないです。ですから、今は借り手にメリットが大きいです。

 

一方、デメリットとして、借り手は金利が上がった時にその金利を負担するリスクがあります。

 

ただ、借り手は今の段階で固定金利を利用しておけば、金利は固定されるわけですから、もし金利が上がってもリスクを回避することができます。ちなみに、固定金利はもちろん、変動金利よりも金利は高いです。

 

ですが、裏を返せば、今この低金利の中で、金利が固定された固定金利で、例えば4,000万円のうちの2,000万円を確定できれば、変動金利を利用するよりメリットはあるわけです。

 

ただ、借り手はこの固定金利の場合は、金利が上がった時に初めてリスクヘッジできたという安心感があるのです。

 

今現時点で固定金利で借りるとなると、何か変動金利の方がお得な感じがしてしまうjはずです。つまり、金利が上がった時に初めて「やっぱり固定にしておいてよかった」ということになるのです。

 

そういった意味では、このミックス型の住宅ローンというのは、金融機関と借り手側のリスク分散型の住宅ローンという新しい考え方だともいえます。ものの見方や考え方を変えると、双方のリスクヘッジができるということになります。

 

金額については、半分半分でなくても分散の仕方は色々あると思いますが、今後住宅ローンを借りる際にはミックスプランもあるということで、1つの検討材料としていただけたらと思います。

 

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