住宅ローン返済額シミュレーション|利息計算・返済期間・借入額がキモ!

 

 

住宅ローン返済額シミュレーション

利息計算・返済期間・借入額がキモ!

 

 

今回は、住宅ローンの総返済額を少なくする方法についてのお話しです。住宅ローンを組む際に、総返済額を少なくするための基本的な考え方を知っておくと、後々役に立つと思います。

 

総返済額というのは、元金と利息から成り立っています。元金というのは、借りる必要のある金額ですから、こちらを減らすことは難しいです。なので、「利息の支払いをいかに少なく抑えるか」ということがポイントになります。

 

 

利息の支払いを少なく抑えるキモとは?

 

利息の支払いを少なく抑える重要なポイントは3つあって、その3つの違いがキモであり、総返済額に大きく影響を与えることになります。

 

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1つ目は、金利です。

 

金利はパーセンテージで表され、この数字が小さければ金利が低い、大きければ金利が高いことになります。当然、金利は低い方が支払う利息が少なくて済むので、その結果、総返済額も少なく抑えられることになります。

 

2つ目は、返済期間です。

 

返済期間は、1〜35年以内と金融機関の方で決められていますが、年齢によっては35年では借りられないケースもあります。この返済期間も短い方が総返済額を少なく抑えることができます。

 

3つ目は、借入額です。

 

住宅ローンを1,000万円借りたり、3,000万円借りたりするわけですが、借入額についても当然少ない方が利息も少なくて済むので、総返済額を少なく抑えることができます。

 

以上をまとめると、低い金利で返済期間も短く、借入額も少なく借りれば、総返済額を少なく抑えられるということになります。

 

 

住宅ローン返済額シミュレーション!

 

低い金利で短い返済期間で少ない借入れをすれば、総返済額は少なくて済みます。

 

例えば、全期間固定の金利2%、返済期間35年、借入額3,000万円のケースで見ていきます。この場合、毎月の支払いは99,378円、総返済額が41,738,968円(その内、利息11,738,968円)になります。

 

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例えば、これを金利3%にした場合は、毎月の支払いは115,455円、総返済額が48,490,768円(その内、利息18,490,768円)になります。また、金利1%にした場合は、毎月の支払いは86,685円、総返済額が35,567,804円(その内、利息5,567,804円)になります。

 

このように、金利が変わると返済額がだいぶ変わってくるのがわかると思います。

 

次に、返済期間を35年から25年にした場合です。毎月の支払いは127,156円、総返済額が38,146,723円(その内、利息8,146,723円)になります。

 

最後に借入額です。

 

上記では3,000万円で見ていたものを3,500万円に増やした場合、毎月の支払いは115,941円、総返済額が48,695,500円(その内、利息13,695,500円)になります。

 

一方、3,000円だったものを2,500万円に減らした場合は、毎月の支払いは82,815円、総返済額が34,782,404円(その内、利息9,782,404円)になります。

 

ここでは3,000万円のケースをシミュレーションしてみましたが、かなり違ってくる感じがわかると思います。

 

 

住宅ローン金利で返済額が変わるシミュレーション!

 

マイホームを購入する前に、あなたは資金計画を立てて、「住宅ローンの借入額はいくらで、金利が何%で何年返済でこのくらいの返済額になるな」ということを、しっかりと見極めたうえで話を進めていくと思います。

 

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そして、その内容が契約書の方に記載されて、それがすべてクリアされて、銀行からの融資を受けて、住宅ローンの返済をしていくというのが大きな流れです。

 

今回特に、住宅ローンの金利について知ってほしいことがあります。それは、例えば8月にマイホームの契約をして11月に建物が完成するので、11月に住宅ローンの融資を実行するとなった時のお話しです。

 

仮に8月の時に、住宅ローンの金利が2%で申込みを済ませておいたとします。ちなみに、住宅ローンというのは、どういった形で契約を結ぶのかというと、11月にローンが実行される場合は、11月に住宅ローンの契約を結ぶことになります。

 

なぜ8月に契約して9月、10月と期間があるのに、11月に契約なのかというところが大きなポイントになります。

 

これは10月に住宅ローンの契約を結んでも、11月にならないと最終的な支払返済額がわからないからです。なので、あくまでも住宅ローンを融資する時の、その月の金利が実効金利になるのです。

 

例えば、8月の金利を2%で返済計画を立てたとします。

 

その後万が一11月の段階で金利の変動があって、その2%という店頭金利が2.5%になっていた場合には、これは住宅ローンの契約を結ぶときに金利の変動があったわけですから、2.5%の金利での契約となります。

 

この時に何が起こるのかというと、返済額が狂ってきます。ですがこれは、実質金利の変動がありますのでやむを得ないことなのです。ただ今は、大きな金利の変動がないので考えづらいかもしれませんが、そういうこともあり得るということは頭に入れておいて下さい。

 

ということで、住宅ローン金利は、申し込んだ時の金利ではなく、あくまでも実行される月に金利が確定するということを知っておいて下さい。

 

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