住宅ローン払えなくなったら?未払いが払えない、返せない、返済できない場合の対策

 

 

住宅ローン払えなくなったら?未払いが

払えない返せない返済できない場合の対策!

 

 

住宅ローンが払えなくなったらどうすればいいのでしょうか?

 

夢のマイホーム、まさかこのマイホームを買った時には、住宅ローンが払えなくなるなんて夢にも思わなかったと思います。なぜこうなるのかというと、実はマイホームというのは、家計が一番豊かな時に買うものだからです。

 

かつての総理大臣が「人生にはまさかの坂がある」とおっしゃっていましたが、誰にでもあるものなのです。

 

失業してしまったとか、会社が倒産してしまったとか、あるいは、給与が減ってしまったとか、病気になってしまったとか、離婚とか、そういったことで住宅ローンが払えなくなってしまうことがあるのです。

 

逆にこうしたことが起こると前もってわかっていたら、マイホームを買って住宅ローンを組むという発想にもならなかったはずです。

 

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そうして住宅ローンが払えないという状況になってしまった場合、まず一番最初にやるべきことは、住宅ローンを含めた人生設計の練り直しです。住宅ローンばかりではありません。子供の養育費がかかったり、日々の生活もありますから。

 

 

人生の三大資金と呼ばれるものをご存知でしょうか?

 

「住宅ローン」「養育費」「老後費用」、これに日々の生活費です。この中で、異常に住宅ローンの比率が高くなってしまっているというのが特徴としてありあります。ですが、すべてにおいて必要な費用であることは間違いありません。

 

最近、住宅ローンを組み過ぎてしまった結果、養育費が払えなくなってしまって、お子さんが奨学金を借りて高校や大学に進学するというケースが急増しています。

 

そうすると、住宅ローンを組んでしまったために、お子さんに奨学金という借金を背負わせてしまうという本末転倒なことになってしまいます。

 

当然のこと、マイホームは資産のつもりで買ったはずなのに、結果的には住宅ローンという負債(借金)が大きすぎて、マイホームが資産ではなく負債(借金)になってしまっているのです。

 

実際、「これならマイホームを持っていない方がいいんじゃないですか」と思えるケースも多々見られます。

 

なぜなら、今、空き家対策特別措置法という法律ができるくらい空き家が急増しているからです。空き家が急増しているということは、当然、今、家賃が下がっているということです。

 

最近は、それなら「賃貸物件に住んでいた方がいいんじゃないですか」というケースもかなり出始めています。あるいは、実家に戻ればと家賃すら不要です。三世代同居については抵抗感のある方もいらしゃるかもしれません。

 

でも、例えば、お孫さんをおじいちゃんおばあちゃんが面倒を見ることによって、保育所がなくても子供の面倒を見てもらえるので、安心してご両親は働きに行けるというメリットもあります。

 

また、ご両親はすでに住宅ローンのない状態でマイホームをお持ちだと思いますが、家賃がないと家計というのは本当に楽なんですよね。

 

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こうしたことも考慮すると、「今の住宅ローンがたくさんついている不動産なんかない方がいい」というファイナンシャルプランの結果というのもあり得るのです。そんなことも含めて、これはお金のことばかりではなくて、人生生計の見直しが必要になってくるのだと思います。

 

住宅ローン払えなくなったら、まずは人生設計の見直し、それを踏まえたうえでの住宅ローンの銀行対策、この2つが柱になってきます。

 

 

住宅ローン払えなくなった場合の銀行対策とは?

 

住宅ローン払えなくなった場合の銀行対策としては3つあります。1つ目は、リスケジュールといって、住宅ローンの返済条件を変更していくことによって当面しのぐ方法です。

 

2つ目は、住宅ローンを借り換えるという方法です。住宅ローンの借り換えをすることによって、マイホームが何とか守られるようなケースもあります。

 

3つ目は、マイホームを任意売却する方法です。完全にマイホームは負債(借金)となっているので、売却してしまって賃貸あるいは実家に戻るという解決策をとる方法です。

 

ただ、いずれにしましても、対策が早ければ早いほど自己破産リスクは減ります。住宅ローンが払えなくなった方というのは、情緒不安定になりがちです。やはり将来が見えない不安と、混乱をしていて問題点を整理できていないことからくるものだと思います。

 

ですから、まずは問題点の整理整頓をして、それを踏まえて「どういった解決策があるのか」ということをきちんと見える化することが大切です。

 

そうすることによって、あなたの精神状態も安定します。精神状態が安定すると、解決に向けての行動に移せるようになります。これが第一歩です。まずはそこから始めてみることをおすすめします。

 

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未払いが払えない、返せない、返済できない場合に

やってはいけない対策とは?

 

今、あなたは住宅ローンの返済がきつくて大変な状況かもしれませんが、実は、住宅ローンが未払い、払えない、返せない、返済できない場合であっても、やってはいけない対策というものがあります。

 

まず1つ目は、銀行に相談に行って窓口の銀行員とケンカしてしまうことです。

 

これは絶対にやってはいけません。もちろん、住宅ローンの返済を滞納しているわけですから、銀行員も耳障りの良いことは言わないとは思います。おそらく腹の立つことも言われるでしょう。でも、そこはグッと堪えて下さい。

 

なぜなら、銀行員とケンカしても良いことは何一つないからです。実際、住宅ローンの問題を解決するためには、銀行員の協力が不可欠です。特に窓口の銀行員というのは、決済権がありませんから、こちらが色々と言っても決める権限を持っていないのです。

 

それどころか、決済権を持っている支店長や本部の人に、あなたの状況をヒアリングして掛けあってもらわなくてはいけないのです。

 

銀行の中で、あなたの立場になり代わって窓口の人は稟議書を上げるのですが、交渉してもらうあなたの代理人的な側面もあるのです。そこをぜひ知っておいていただきたいです。

 

つまり、住宅ローン問題が上手く解決できるかどうかは、担当の窓口の銀行員の方を味方につけられるかどうかにかかっているのです。

 

私も銀行員の方と折衝することがありますが、割と正義感の強い方が多いなと感じます。まずはあなたが住宅ローンを払えなくなった現状を正しく伝えて理解してもらって、協力してもらうことが大切です。

 

ですから、どんなに腹立たしいことを言われたとしても、やはりケンカはしない方がいいです。

 

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2つ目は、返済の当てがないのに

親類からお金を借りることです..

 

もちろん、返済の当てがあるのならいいのですが、返済の当てが全くないのに親類からお金を借りて住宅ローンを返済するというのは、やはりやめておいた方がいいです。

 

なぜかというと、最終的に家を売却した時に、実家に戻るという選択肢は結構あるのですが、住宅ローンの返済をするのに両親からお金を借りたり、親族からお金を借りたりして、それが返済できていない状況だと、最終的に親類の家に住むという時になかなかお願いしづらいということがあるからです。

 

もちろん、両親なら最後は受け入れてくれるかもしれませんが、やはり肩身は狭くなります。ですから、親族からお金を借りる前に、先ほどのリスケジュール、返済条件の交渉をする方が先です

 

 

3つ目は、カードローンや消費者金融、

ノンバンクからお金を借りることです..

 

住宅ローンで自己破産というのは、実はしなくて済むケースも多いです。

 

そんな中で、唯一自己破産に直結するのが、このカードローンや消費者金融なのです。住宅ローンが払えなくなったから、一時的にカードローンで返済するとか、一時的に消費者金融やノンバンクからお金を借りて返済するとか、これは絶対にやめた方がいいです。

 

なぜなら、金額が小さかったとしても利息が高いので、すぐに借金が雪だるま式に膨らんでしまうからです。また、債権者が増えてしまうのもよくありません。住宅ローンだけなら、銀行1行で済みます。

 

ですが、これが一時的にとはいえ、カードローンや消費者金融、ノンバンクということになると、債権者が複数になってしまうので、こうなると債務者でまとめるというのが難しくなってしまうのです。そうなると、弁護士にお願いして自己破産しかなくなってしまいます。

 

実は、住宅ローンで自己破産してしまうケースで一番多いのがこのパターンなのです。

 

住宅ローンがきついと言いながらも返済している方もいますし、1〜2回程度の滞納で収まっている方もいますし、半年滞納している方もいれば、期限の利益の喪失通知がきていてとか、競売開始通知がきていてとか、それぞれの状況によっても対策できる内容は変わってきます。

 

ですから、カードローンや消費者金融などから借りるよりも先に、できるだけ早めに銀行の方に相談して、返済条件の変更や今後どうするのかの相談をすることが重要です。

 

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