住宅ローン払えない人急増!返済できない破産しやすい人とは?

 

 

住宅ローン払えない人急増!

返済できない破産しやすい人とは?

 

 

住宅ローン破産については、最近ニュースなどでも取り上げられることが多くなってきました。実際、一定割合の人たちが住宅ローンを返済できないで破産してしまったり、家を競売や任意売却などで手放さなければならないというケースが急増しています。

 

住宅金融支援機構のデータなどを見ますと、100件のうち3件くらいは支払いが厳しくなってきている、遅れがちになっているというような感じです。また、300件に1件くらいの割合で、住宅ローン破産をして返済できなくなってしまっているようです。

 

もちろん、住宅ローンが払えなくなった理由には色々あると思いますが、その中でもあるタイプの方は、払えなくなるリスクが高い傾向にあります。

 

当然、色々なタイプの方がいて、「こういう方は返済できない破産しやすい」というのがあるのですが、今回はそのうち特にリスクの高い3つのタイプの方について取り上げてみます。

 

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貯金が全くないケース..

 

1つ目は、貯金が全くなくて家を買う人です。

 

こういった方は、住宅ローンが払えない、返済できない破産しやすい人として、それなりに破産リスクが高いです。貯金が全くなくて、家を買う時の頭金や諸費用をどうするのかと思われるかもしれません。

 

ですが、頭金や諸費用は、例えば親からの贈与で賄って、残りの返済部分を本人が返済していくというようなケースはよくあります。

 

もちろん、このようにして家を買うのは、計算上はおかしくありませんし、これだけで問題があるとはいえません。ですが、貯金が全くない方というのは、生活費のコントロールが上手くいっていないケースも多いのです。

 

ある程度計画的に、収入がこれだけあって、支出がこれくらいということで、生活費のコントロールができる方なら、ある程度の貯金ができるはずです。

 

生活費をコントロールする能力のない方は、ある分はすべて使ってしまって貯金が全く残らないというケースが多いのです。

 

そのような方ですと、住宅ローン返済をしているときに、何らかのトラブルがあって、急なお金の出費があったり、一時的に収入が減ったりしたときに、対処できないといったことがあります。

 

対処できないということになると、当然住宅ローンの返済もできなくなってしまい、返済が滞ってしまって破産してしまう、ということもありえるのです。

 

ですから、貯金のない方、全くできない方は、家を買う前にある程度、月々いくらでも構わないので、このくらい貯金をしようと決めて、その貯金ができるかどうかを実際に試してみて、問題がなかった場合に初めて家を買う方がリスクが小さいと思います。

 

 

頭金が少ないケース..

 

2つ目は、これと似たような話で、貯金はあるのですが、頭金が1割(10%)くらいしか入れられないという方に関しても、少し破産のリスクがあります。

 

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最近は10%ではなくて、物件価格の100%まで貸し出しをする金融機関もかなり増えてきているために、頭金が少なくても実際に家が買える状況が整ってきています。

 

状況は整ってきているのですが、それでいいかというとやはり不安が残るわけです。頭金が10%しかないということは、当然その分住宅ローンの借入れが多いわけですから。

 

この場合も、生活に何らかの問題があって、急きょその家を売らなければならないということになった場合、特に新築で買った場合はそうなんですが、売る時の価格が10%ではなくて、20%とか30%、購入したときから比べると安くなっているケースが多くあります。

 

そうなると、頭金を1割しか入れていないと、残債は買った時の8割、9割あったりするので、実際に売れる価格はそれよりも低くなる可能性が非常に高くなります。

 

なので、万が一家を売らなければならないという時には、頭金が少ない方は住宅ローン破産するリスクが高いといえるのです。

 

 

住宅ローン以外に借金があるケース..

 

3つ目に破綻リスクが高いケースとしては、家を買う方に住宅ローン以外の借金がある場合です。

 

こういうタイプの方も、いずれ住宅ローンが払えない、返済できない人として、住宅ローン破産のリスクが高いと言えます。

 

例えば、キャッシングがそうなんですが、非常に金利が高いのに、そういうものを定期的にやっている方というのは、お金に関する捉え方が甘い、計算があまりできないタイプの方といえます。

 

キャッシングをしている方の住宅ローンの審査が厳しくなるのは、銀行もキャッシングをしている人はリスクの高い人だと認識しているからなのです。

 

キャッシングをしている方は、実際に住宅ローンが借りにくいというのもそうなんですが、仮に住宅ローンを借りられたとしても、そもそもお金の計算に関して考え方に甘いところがあったりするので、こちらも何かトラブルがあると、それで破産してしまったりすることがあります。

 

つまり、一般の方よりも、後々住宅ローン破産するリスクは高いと考えておいて下さい。

 

 

住宅ローン払えない人急増!

返済できない破産しやすい人とは?まとめ

 

ここまで、住宅ローン破産しやすい人のタイプを3つほど事例をあげてきましたが、こうしたタイプの方々は家を買う時には本当に注意していただきたいと思います。

 

また、それほど急いで家を買う状況でないのであれば、貯金のない方なら実際に貯金の習慣を身につけてみたり、頭金が少ない方ならもう少し頭金を貯めてから買うことを考えることをおすすめします。

 

さらに、住宅ローン以外に借金がある方なら、それらの借金をすべて返済してしまって、問題のない生活を一定期間試してから、家を買うことを考える方がよりリスクが低いと思います。

 

なお、以上は住宅ローンを借りる人についてのお話しでしたが、それ以外に住宅ローン破綻を引き起こす大きな理由として、「買った物件の価格が下がる」ということもありますので、こちらのリスクにも注意して下さい。

 

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