住宅ローン相談|家を買う時の注意点はこれだけ!

 

 

住宅ローン相談はいつすべき?

家を買う時の注意点はこれだけ!

 

 

ここでは、住宅購入の相談でよく見られる事例を紹介します。住宅購入の相談で、「今自分が買いたいと思っている住宅があって、それが買えるかどうかの資金相談をしたい」というケースがままあります。

 

ただ、そういったケースは、もう契約まで1週間とか2週間と日にちが迫っていたりするのです。そういうところで相談をしたいという方がかなりいらっしゃいます。ですが、個人的には、そこで相談したところで、結局はその物件を買うことになるのだろうと思うのです。

 

つまり、1週間とか2週間と契約が迫っているのに、その直前に資金の相談をして、そこでマルとかバツを出したところで、もう物件は決まっているし、頭の中はマイホームの夢物語になっているわけですから、そこでたとえバツと言ったところで「じゃ、やめましょう」ということにはならないわけです。

 

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そのような差し迫った時点で相談しても遅いというか、気休めにしかならないということです。やはり物件を見る前に相談をする、何もない状況で予算を最初に決めておかないと、結局は不安があっても買うということになってしまうのです。

 

 

不動産広告を見る際の注意点とは?

 

不動産のチラシや広告を見る場合には、注意しなければいけないことがあります。

 

これは、どこの業界でもありそうなことではあるのですが、例えば「月々の住宅ローンの返済が5万円から」とか「100%ローン利用可」など、そういった魅力的な表現が使われているケースが多いです。

 

ですが、実際にそこに書かれているとおり、月々5万円の返済で100%ローンが付くということはないわけです。絶対にないということはないかもしれませんが、あったとしても極めて限られたケースになります。

 

例えば、月々5万円というのは、最長の35年のローンを組んで、変動金利の一番安いところで計算したら月々の返済は5万円ですということだったりするのです。

 

つまり、当初は月々5万円かもしれませんが、変動金利ですからそのうち6万円、7万円となっていく可能性もあるのです。

 

ということで、不動産のチラシや広告の魅力的な内容を鵜呑みにしないように注意して下さい。

 

 

住宅ローンを借りて家を買う重要ポイントは?

 

住宅ローンを借りる際、特に重要な要素は重点的に考えておきたいです。

 

例えば、「いくら借りるのですか」とか「何年で返済するのですか」とか「固定金利ですか、変動金利ですか」など、この辺が重要なポイントになりますので、まずはここをしっかり押さえるようにしたいです。

 

つまり、あまり住宅ローンごとのメリット・デメリットや損得のような細かいところに目を奪われてしまって、そちらをあれこれ考えるのではなく、一番重要なポイントを先に押さえておくことが大切です。

 

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細々したところは大した問題ではありません。むしろ、本当にいくら借りるのか、2,000万円なのか2,500万円なのか3,000万円なのか、そういったことの方がよほど重要なのです。

 

細々した金利がどちらが安いかとか、そういった方向に走るのではなく、押さえるべきポイントをまず最初にしっかり押さえるということです。

 

その中で細々したところは少し考えるというくらいでいいのです。細々したところでどちらが得なのかばかりを考えていくのは、本末転倒のような話なので、その辺の考える順番を間違えないように注意して下さい。

 

 

今後住宅ローン金利の注意点は?

 

住宅ローンの金利は、今現在、変動金利ですと0.8%くらいで出ているわけですが、この金利が上がったらどうなるかということです。

 

これは、いつどの程度まで上がるのかは誰にもわかりません。想像するしかないわけです。これまでずっと低金利が続いてきたので、「0.8%から上がってもせいぜい1%か2%くらいかな」というように考えている方もかなり多いです。

 

ですが、そういうことが決まっているわけでも何でもないわけです。

 

これからひょっとしたら凄いインフレが突然くるかもしれません。そうなると、3%とか4%とか、金利はいくらでもあり得るのです。現在の0.8%なんていうこんな低金利は、昔はあるなんて思えなかったのですが、逆に今あるわけです。

 

逆に今度は今の0.8%のような金利に、4%の金利なんてあるわけないと思うかもしれませんが、これはまた裏返しのようなもので、ある可能性は大いにあるわけです。

 

つまり、その辺をどうしてもここ数年間の動きで「せいぜいこのくらいだろう」と考えてしまうと、非常に危険なことになってしまうということです。

 

何しろ住宅ローンというのは、20年とか35年とか長期間ですから、その間にそういうことが起こらないと考える方が逆にあり得ないわけです。

 

とにかく今は超低金利なんだということで、それを常に頭に入れておく必要があります。ということで、超低金利がいつまでも続くという先入観に陥ってしまうと、後で大変なことになるので注意して下さい。

 

 

住宅ローンはいくらまで借りられるの?

 

住宅ローンはいくらまで借りられるか、という判断基準は2つあります。1つは、物件の購入金額に対して借入れの割合がどれくらいかというものです。もう1つは、借りる人の返済能力がどこまであるのかということです。

 

この借り入れの割合が、従来は頭金2割、借入れ8割というケースが多かったのですが、最近は借入れが10割という住宅ローンも出てきています。

 

ただ、物件価格に対して借入れが10割というのは、あまり健全とは言えません。あくまでもそういうことも可能だということで、実際に利用すべきではありません。

 

ということで、住宅ローンがいくらまで借りられるのかといったときに、そのマックスのところで見ないように注意していただきたいです。

 

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