FXおすすめ人気通貨ペアとは|リスク管理・スワップ金利・為替差益計算方法!

 

 

FXおすすめ人気通貨ペアは?

リスク管理・スワップ金利・為替差益計算方法!

 

 

日本人に人気の通貨ペアと言ったら何だと思いますか?これはやはりドル円なんですよね。もちろん円絡みの通貨ペアの中では流動性が最も高いですし、もテレビのニュースなどでもちょくちょく報じられたりしますから、その情報も得られやすいということもあるのでしょう。

 

流動性が高いということは、市場の取引に厚みがあるということなんですが、これって結構重要だったりするのです。というのは、流動性が高いと、例えば、重要な経済指標や要人発言があった際に、スプレッドが広がりにくいといった側面があるからです。

 

 

人気のメジャー通貨ペアがおすすめ!

 

また、ドル円以外ではどうかというと、やはりこれも円絡みの通貨ペア、いわゆるクロス円が人気です。

 

ユーロ円やポンド円などですね。こうしたクロス円は、損益も日本円で発生するのでわかりやすいということもありますし、その損益を日本円に両替しなくてすむというのもあるのでしょう。

 

スポンサーリンク

 

 

もしユーロドルでしたら、その損益はドルで発生しますから、日本円で受け取りたい場合には、それを円に両替しなくてはなりませんからね。さらに、豪ドル円やニュージーランド円、南アフリカランド円などのいわゆる高金利通貨と呼ばれる通貨ペアも人気があります。

 

かつて円キャリートレードがもてはやされた時期がありましたが、今でもスワップ金利狙いの個人投資家は少なくないと言われています。

 

 

FX通貨ペアの選び方

 

FX取引を始める際に、まず初めに迷うのがどの通貨ペアを選べばよいのかということだと思います。もちろん、様々な方法がありますので、自分なりの方法で選択するのもありですが、基本的な選び方というのもあるのです。

 

通貨を選択すると言っても、実際の取引では通貨ペアで行うわけですから、2つの通貨を選ぶことになるわけです。この際、「上昇しそうな通貨を買い、下落しそうな通貨を売る」のが基本戦略になります。

 

例えば、米ドルにとって上昇しそうな材料が出た一方、円にとっては下落しそうな材料が出たとしますよね。その場合には、ドル買/円売りが最も妥当な通貨ペアになるということです。

 

反対に、米ドルにとって下落しそうな材料が出てきた一方で、円にとっては上昇しそうな好材料が出てきたとしたら、ドル売り/円買いが最も妥当な通貨ペアとなるわけです。

 

当然、こうした見通しはあくまでも予測ですから、好材料が出たからといって必ずしも上昇するとは限りませんし、また、悪材料が出たからといって必ずしも下落するわけではありません。

 

ですが、そのような確率の高い取引を常にしていくことが、利益を追い求めるためには必要であることもまた事実なのです。

 

スポンサーリンク

 

 

例ではドル/円を用いましたが、こうした考え方は、ユーロ/ドルや豪ドル/ドルなど円を介在しない通貨ペアでも同じです。

 

上昇しそうな通貨ペアと下落しそうな通貨ペアを組み合わせると、最適な通貨ペア出てくるというが考え方は比較的単純ですが、かなり有用な手法ですので、ぜひやってみてください。

 

これ以外の手法としては、スワップ金利の高い通貨と低い通貨を組み合わせるというものもあります。

 

ちなみに、その国が好きだからという理由で通貨を選ぶという方法もあるかもしれませんが、最大限利益を求めるという点からするとどうかなとも思います。ただ、それも立派な理由ではありますよね。

 

どれか一つ正解があるというものではありませんので、自分の投資スタイルに合った選び方を徐々に見つけていくのが最良と思います。

 

 

レバレッジを抑えてリスク管理!

 

必要以上にレバレッジを上げるとリスクを高めることになります。もちろん、レバレッジを効かせれば少ない資金で多額の取引をすることができますので、資金効率を大きく上げることができるわけです。でも、それは同時にリスクを高くしてしまうことでもあるのです。

 

為替相場というのは、中央銀行の関係者あるいは政府関係者の発言や、経済指標の予想外の結果、突発的なテロなどの事件によって、いつ急な値動きがあるかわかりませんからね。

 

また、このような急激な値動きによって、相場が自分の取ったポジションとは逆方向に行ってしまった場合には、証拠金を失ってしまうことはもちろんですが、追加証拠金を求められるケースもあります。

 

なので、リスク管理をする上では、レバレッジを慎重に扱うことが非常に重要になってくるのです。

 

それから、いつまでも自分のポジションにこだわらずに、潔く損切りするのもかなり重要になってきます。ついつい、自分の思惑とは逆方向のそばが動いたときなどは、値段が元の水準に戻ってくるのを待ってしまいがちですから。

 

スポンサーリンク

 

 

もちろん、上手くいく時もあるのかもしれませんが、そういう取引を繰り返していると、いつか損失が拡大してしまい取り返しがつかなくなるおそれもありますので注意したいです。

 

では、どうしたらこうした取引を未然に防止することができると思いますか?

 

こうした取引を防ぐには、やはりあらかじめ「10%損失が発生したら損切りする」と方針を決めてから取引するのが有効です。このように決めておくと、損切りが上手く出来ると思います。

 

色々と書いてきましたが、要するに、レバレッジをどの程度に抑えるのかと、いくら損失が発生したら損切りを行うかなどリスク管理について、自分自身で明確なルールを作っておくことが重要なのです。

 

 

スワップ金利とは?

 

FX取引では、スワップ金利を狙って始める人も少なくないでしょう。

 

このスワップ金利ですが、要するに通貨国間の金利差のことを言っているのです。例えば、ニュージーランドドル/円を買った場合には、現在のところその金利差は、ニュージーランドドルの金利の方が日本円の金利よりも高いですよね。

 

つまりこれは、金利の安い日本円を借りて(売って)それで金利の高いニュージーランドドルを預ける(買う)ことになりますので、その金利の差額をスワップ金利として受け取ることができるのです。

 

では、反対にニュージーランドドル/円を売った場合はどうなる思いますか?

 

スポンサーリンク

 

 

この場合は、金利差がマイナスになりますので、スワップ金利を支払うことになるのです。

 

ちなみに、2007年にサブプライムローン問題があって、その後2008年にはリーマンショックもありましたよね。こうした全世界を巻き込んでの金融不安や景気低迷があったことから、主要国の金利はかなり下がっているわけです。

 

こうした状況ですと、スワップ金利はその金利差に幅がなくなってしまうわけですから、買い手も売い手もスワップ金利を支払うというケースもあるので注意したいです。

 

FX取引で利益を狙う方法としては、もちろん為替レートの値動きから得るキャピタルゲインがあるわけですが、このようなスワップ金利で利益を得る方法もあるのです。

 

 

為替差益の計算方法は?

 

FX取引では、前述したようなスワップ金利で利益を得る方法もあるわけですが、やはり最大の収益機会と言ったら、価格変動による為替差益を狙う取引です。

 

当然、通貨を売ったり買ったりするわけですから、安く買って、高く売るのがポイントになってきます。これ自体は株式投資などと基本的に同じですからわかりやすいかと思います。

 

例えば、今後、米ドルが値上がりすると考えて、1ドル=100円のときに1万ドルを買ったとしますよね。

 

その後、思惑通りの値段が上がっていき、1ドル=102円になったので売った(決済した)としますと、2万円((102円−100円)×1万ドル)の為替差益を得ることができるわけです。

 

2円の値上がりによって、1万ドル当たり差引2万円の為替差益が得られたわけです。

 

では、それとは反対に、今後、米ドルが値下がりすると考えたときはどうしたらよいと思いますか?FX取引の場合は、売りからも入れるのです。つまり、FXでは、将来の値下がりを狙って売りからでも取引をスタートすることができるのです。

 

例えば、今後米ドルが値下がりすると考えるのであれば、ドル/円を売ることもできるわけです。1ドル=102円のときに売って、思惑通り値下がりしたので、1ドル=100円のときに買い戻すと、2円の値下がりで1万ドル当たり2万円の為替差益が得られることになります。

 

つまり、売りから入っても、買いから入っても、為替差益の計算は、次のように計算できるわけです。
→ (売った時の価格−買った時の価格)×取引量

 

スポンサーリンク

 

関連記事(一部広告含む)