FXデイトレード手法|損切りと利食いでリスク管理!

 

 

FXデイトレード手法とは?

損切りと利食いでリスク管理!

 

 

FX(外国為替証拠金取引)では、デイトレードで値幅を狙った取引をメインにしたいと考えている人も少なくないでしょうね。デイトレードであるからには、1日のうちで決着のつく値幅でなければなりません。

 

その場合、例えばドル円でしたら、過去の例を見ますと、平均すると1日でおよそ70銭の上下幅があります。

 

なので、1日で40銭しか動かないという日があれば、それは小動きだったということになりますし、反対に、1円も2円も動くようであれば、それは大相場だったということになるわけです。

 

 

FXデイトレードで狙える収益は?

 

大相場になれば、当然、新聞やニュースなどでも報じられるわけです。これらを考え合わせますと、ドル円は、最低でも50銭前後は動くものだということがわかります。

 

よって、ドル円でデイトレードを行うのであれば、まずは無理をしないで、50銭を狙っていくのが良いと思います。一方、50銭を狙うのであれば、取れるリスクとしては30銭くらいです。

 

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例えば、100円で買ってロングで50銭を狙うのであれば、利食いの目標は100.50円で売ることです。

 

逆に、相場が下落に向かったときには99.70銭で売って損切るということになるわけです。思惑と違った方向に行った場合の損失額の目安としては、狙いたい収益の半分くらいにしておくとよいのではないかと思います。

 

これでしたら、勝ち負けの確立が仮に50%ずつだとしても、最終的にはお金が残りますからね。もちろん、慣れてきたら、狙う収益の値幅を拡大して利食いを1円、損切りを50銭にしてもよいと思います。

 

FXは保証金取引ですから、いつ訪れるかわからない5円とか10円を狙っても仕方ないですから、あくまでも短期のポジションを割り切って利食いや損切りをした方が効率が良い投資になるはずです。

 

なお、デイトレードですから、前日までの相場観があったとしても、次の日にはその思いはすべて捨て去って、毎日新鮮な気持ちで相場に臨みたいです。

 

 

利食いと損切りでリスク管理!

 

FX(外国為替証拠金取引)では、利食いと損切りが非常に重要です。自分の保有しているポジションが思惑と反対に行ってしまったら、損切りしないで相場が戻ってくるのを待っているという人も少なくないと思います。

 

円キャリートレードが流行った当時、スワップ金利目的だからと言って、相場が急落しているのに損切りせずにポジションを持ち続けて、最終的に強制決済に遭ってしまったという人が続出したのは記憶に新しいところです。

 

それだけでなく、自分のポジションがアゲインストに行ったときに、相場が戻ってくるのを待っているのは、時間がもったいないです。

 

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シコリが解消するまで次の手が打てないというのも、かなりもどかしいものです。実際、目の前でわかりやすい相場が展開されていても、指をくわえて見ているだけなのですから。自ら収益の機会を逃していると言っても過言ではありません。

 

なので、ある程度、相場が自分の予想とは反対に行ってしまったら、機械的に利食いまたは損切るようにしたほうがよいと思います。

 

もし損切った後に、もう一度入り直すとしても、相場は損切りした付近にいますから、いつでも同じコストで相場に入れますからね。損切りを放置して、甚大なロスとなり、二度と相場に戻ってこれなくなるよりは、遥かにましです。

 

相場に入る前に、どこで買ってどこで売るという、自分なりのシナリオを持とうと言ってきましたが、相場というのは得てして自分の思う通りにはいかないものです。

 

相場が逆に行ってしまったときに、損切りのための反対売買をするというのは、何度行っても慣れることはないかもしれません。

 

損切りをするときというのは、相場が動いている中で、その時の最も高いところを嫌でも買っていく、あるいは最も安いところを売っていくことなのですから。

 

様々な邪念も出てくるでしょうし、ポジションに対する未練も出てくるでしょうから、素直に損切りをするというのもなかなか難しいことだろうとことは想像できます。

 

 

上手く損切りする手法とは?

 

損切りは、機械的に処理するのが一番良いと思います。

 

具体的には、ストップ・オーダーをあらかじめ入れておくわけです。この際、ロスカットの付近まで相場が動いてしまったからといって、ストップ・オーダーをキャンセルしたり、あるいは遠ざけたりするのは、やめておいた方が無難です。

 

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そもそも相場が自分の予想とは反対方向に行っていること自体、初めに相場に入るときに自身で描いていたシナリオとは別の展開になっているわけですから。なので、ここは一旦撤退した上で、改めて熟考し、再度、新たに相場に入り直すのが得策だと思います。

 

当然、相場に入り直した際にも、ストップ・オーダーを入れるのは忘れないようにしましょう。

 

自分が保有しているポジションには、夜中にでも対処できるように、ストップ・オーダーを入れておくのは必須です。ストップ・オーダーを入れずに、ポジションを放置して就寝してしまうのだけは絶対にやめましょう。

 

 

最適な利食いの手法とは?

 

投資としてFX取引をする以上、勝ったり負けたりしつつも、資金が増えていかなければいけないわけです。ただ、取引手数料ばかりでなく、損切りした取引もコストとなりますから、その儲け方も工夫していかなくてはいけません。

 

勝敗が五分五分で、勝つときも負けるときも同じでしたら、必ず資金が減っていってしまいますからね。そうはいっても、利食いというのは難しいですよね。ポジションが利益になっている状態で、それに対して次の行動を取るわけですから。

 

実際、損切りの場合は、再び相場が戻ってくるかもしれないという迷いとの戦いだったわけですが、利食いの場合は、いつそこで決済しても儲けが出るのですから、そこにはある程度の戦略が必要になるかもしれません。

 

では、機械的に利食いを行う手法だったらどういったものがあるでしょうか?

 

あくまでも値幅で決めるというのであれば、例えば、機械的に決めた損切りのラインが50ポイントであるとしたら、利食いは100ポイント以上を狙うという感じになるでしょうね。

 

最低でもリスクに対して2倍のリターンは欲しいですから、それ以上の利益が臨めそうにないのであれば、あえて相場に入っていかないというのも一つの手法です。

 

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たったこれだけの手法ですが、こうするだけで、仮に勝敗が五分五分であったとしても、かなりのよい戦いができるはずです。実際、損切りに比べて利食いポイントの方が遠いわけですから、勝率がたとえ5割を割り込んだとしても、トントンで済むでしょう。

 

 

上手なポジショニング手法とは?

 

ポジションは、保有している量が多ければ多いほど、リスクだけでなく、損益のブレも大きくなります。

 

なので、初めから大きなポジションを抱えてしまうと、あっという間に資金がなくなってしまいます。とはいえ、常に同じ分量のポジションでの取引量では、効率が悪いのもまた事実です。

 

さて、ポジションに利益が乗っているということは余力があるということですから、これを活用しない手はありません。

 

具体的には、トレンドに順張りで、どんどんポジションを増やしていくわけです。相場の流れが反対方向に変わるまで、どんどん増やしていっても、ポジション全体で利益が出ている状態であれば、追撃でどんどん買っていくわけです。

 

もしトレンドが反対になったら、全部を損切りするわけですが、いくつかのポジションはマイナスかもしれませが、ポジション全体では利益になっていたわけですから、リスクは少なくて大きなポジションを持てる手法になります。

 

利食い千人力なんて言葉もありますが、利食った後に、相場がさらに上昇して、結果として中途半端な利食いになってしまったということはよくあることです。

 

とはいえ、一旦利食ってしまうと、怖くて同じ方向にポジションを取ることができないということもよくありますので、相場が反対のトレンドに転換するまでは、できるかぎり利益を伸ばすように心がけたいところです。

 

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