FX情報収集は優良為替サイトで！
テクニカル分析やリスク管理も満載..
ＦＸ（外国為替証拠金取引）の取引をするのであれば、やはり他のマーケット参加者が相場をどのように見ているのかも気になりますよね。実際、それが重要な情報源になったりもしますから。
インターネットで情報収集していると、ＦＸについての様々な書き込みや情報サイトがあります。
しかしながら、あまり根拠のない感想であったり思い込みの強い書き込みなどは、どんなにたくさん読んだとしても、相場観が養えるどころか、単に振り回されるばかりだと思います。
優良為替サイトで情報収集しよう！
その点、ＦＸ会社が提供している情報サイトであれば、プロのアナリストやストラテジストたちが、自分では思いつかないような相場へのアプローチ方法を提供していたりしますので、役に立つかもしれません。
時にはエコノミストやマーケットのプロたちの見方も参考にして戦略を練ってみるのも面白いかもしれません。
それと、ニュースや価格情報をこまめにとった方がよいのかどうか、かなりの作業でもありますので迷うところです。ニュースについては、経済ニュースのみでなく色々なことがマーケットにつながってきますので、常に多方面から確認しておいた方が良いと思います。
とはいえ、毎日膨大な量のニュースが流れてくるわけで、それを整理して判断するというのもかなり大変ですよね。
そういったときに、プロの見方を参考にして、自分なりの判断をまとめるとよりよい相場観が養えるはずです。自分の見解とプロの見解を比べることによって、より相場観が明確になりますし。
ＦＸ会社の情報サイトは、口座開設が必要になるなどの条件もありますが、口座を維持する手数料がかかるわけでもありませんので、きになるＦＸ会社であれば、どんどん口座開設してしまってよいと思います。
ＦＸのリスクを知っておこう！
これまでは、ＦＸ（外国為替証拠金取引）という金融商品の魅力的な部分ばかりを書いてきましたが、当然次のようなリスクもあるわけです。ただ、リスクのない金融商品などありませんので、取引する前にしっかりと認識しておくことが重要になります。
■個人情報管理のリスク
個人情報保護法が施行されたあたりから、ここ数年個人情報の管理が問題になっていますよね。
ＦＸ会社を選択する際には、こうした個人情報管理に対して、万全の体制をとっているかどうか、業者のセキュリティポリシーや顧客情報保護に関する姿勢について、事前にしっかりとチェックするようにしましょう。
■流動性リスク
外国為替市場というのは、かなり値動きの激しいマーケットですよ。特に注目されている経済データが発表された直後などは、価格がチョッピーな動きをして相場がなかなか安定しなかったりします。
ちなみに、毎月第一週目の金曜日の夜は、米国の雇用統計の発表があって、この経済指標は世界中のマーケット参加者が注目していることもあり、最も値動きが激しくなると言っても過言ではありません。
取引しようと思っても、なかなか約定しなかったり、自分の思っていた価格とは大分値が飛んで約定したりと、リスクもかなり高くなりますからね。こうした場面では、自分の想定していたレートで執行されないケースもあり得るということは知っておいてください。
■元本が保証されないリスク
日本人の貯蓄率というのは、世界的に見ても非常に高いと言われています。
それだけでなく、元本割れのない確実に利息を受け取れる形式を好む人が多いです。でも、金商品であれば、どのようなものでもリスクは常に付きまとっているのです。預金でさえ、現在ではペイオフが解禁されていますから。
ほとんどの人が意識していなかったり気づかなかったりしているだけで、そもそも預金や国債などの債券には、常にインフレリスクが付きまとっています。米国のＦＲＢや日銀が金融緩和を行った際には、それぞれの通貨が大幅に安くなったのは記憶に新しいところです。
そうはいっても、どうしても元本保証でないと投資できないという人の場合は、やはりＦＸ（外国為替証拠金取引）は向かないかもしれません。
それに対して、ＦＸ取引というのはレバレッジを効かせることができるので、リスクを取って短期的に投資してみようと考える人であれば、上手く付き合っていけると思います。
■資産保全リスク
ＦＸ会社側が顧客の資産をどのように管理しているのかというのは、非常に重要な要素となります。証拠金はあくまでも顧客の資産ですから、それがＦＸ業者の資産とは分別して管理されていることは必須なわけです。
ただ、現在は「改正金融先物取引業法」が施行されたこともあり、顧客資産の分別管理が義務付けられていますので、まず問題ないと考えてよいと思います。
なお、分別管理方法としては、顧客資産が信託保全されているかどうかをしっかりチェックしてくださいね。信託保全されていれば、もしもＦＸ会社が破綻してしまったときにでも、自分の資産が返還されますから。
基本的なテクニカル分析勉強しよう！
そもそも何のためにテクニカル分析を行うのかと言えば、それば売買のポイントになる価格を見つけ出すことにほかなりません。
具体的には、上下動を繰り返す相場に対して、ある価格以上はロングで、ある価格以下ではショートで入ろうというような、特殊なポイントを見つけるためです。
例えば、あるポイントをいくつか見つけ、そこにラインを引いてみたら、そのラインより上では買う人が多く、下では売る人が多かったなんてことがわかってきたりするわけです。
つまり、このラインに近づけば近づくほど、反対に向かう力が働いて、抜けていくには相当の力が必要になるということが言えるわけです。
また、そのラインを一旦抜けてしまうと、今度は抜けた方に対する力が勢いを増すということもわかってきたりもします。ちなみに、このラインですが、上にある場合は抵抗線と言い、下にあれば支持線と言いますので、覚えておいてくださいね。
テクニカル分析の基本は、まずは抵抗線や支持線を見つけることと言っても過言ではありません。この抵抗線や支持線が見つかると、売買すべきポイントの判断がグンと付きやすくなりますので、ぜひ早めに身につけるようにしたいです。
抵抗線や支持線の見つけ方は？
抵抗線や支持線を上手く見つけるには、高値と安値を見つけることです。
特に前日の高値と安値には注意してください。それがそのまま重要なラインとなる可能性が大ですから。そうなれば、市場でも注目度の高いテクニカルポイントとなりますので。なぜ、高値と安値が重要なんだと思いますか？
それは、例えば、前日の高値というのは、そのあたりで売り損なった市場参加者が意識して売ってくるポイントとなるからです。また、それと同時に、そのあたりで買ってしまった人にとっては、絶好の逃げ場になり売りを出してくるポイントにもなるからです。
このような理屈で、高値に近付けば売りの圧力が高まりますので、それを超えるにはさらに新たな材料や勢いが必要になってくるのです。
しかしながら、このポイントを抜けてしまうと、状況は全く変わってしまうのです。実際、売りたかった人の売りがさばけて、売り込んでいた人の買い戻しも入ることから、今度は買手が多くなるわけです。
つまり、今度は買手が多くなって、これまでは抵抗線であったものが支持線へと転換するわけです。ブレイクという言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、このようなラインを抜けることを言うのですよね。
なお、ラインとなるポイントは前日のものだけではありませんので、時々でよいですから、今年・今月・今週のの高値と安値についてもチェックしておくようにしてください。