投資とは?意味、勉強方法、リスクとリターンとは?

 

 

投資をする意味とは?

なぜ投資をする必要があるの?

 

 

例えば、単純に「投資しませんか?」と言われても何となく難しいなとか、わかりづらいなとか、怖いなとか、あなたもそういったイメージを持っていませんか?

 

確かに世の中には、投資商品がたくさんあって、ものすごくわかりづらいです。そして、そもそも「投資って何?」「投資した方がいいの?」と思うかもしれません。

 

もちろん投資やそのための勉強をやらなくても生きていけるわけですから、そういう意味では、投資は決して優先順位の高いものではありません。

 

投資というのは、基本的には儲かるか損するかの二者択一ですから、損をしたくないという人にとっては、やらない方がいいというのも一つの考え方です。

 

ですが、その一方で、例えば、5年後にクルマを買い換えたいとか、10年後にマイホームを購入したいとか、将来子供の教育にたくさんお金をかけたいとか、老後はお金に困らない生活をしたいなど、人それぞれ夢や希望があるわけです。

 

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それを叶えるのに、「今の収入だけではちょっと難しいな」とか「銀行や郵便局にお金を預けておいてもダメだな」という発想があってもいいわけです。そのようなときに、それを解決するための1つの選択肢として、投資や副業があるのです。

 

 

投資とは勉強して余裕資金でやるもの..

 

ぜひ一度は「将来ああしたいな」とか「こうしたいな」ということを考えてみて下さい。突拍子のない夢ではなくて、できることならああしたいよねというレベルのものです。

 

そうすると、そういった夢や目標を達成するためにはいくら必要なのかが見えてきます。その結果、銀行預金や郵便局にお金を預けているだけでは解決できないということになれば、勉強して投資を検討するのも1つです。

 

投資と聞くと、どうしても損するのではないかと不安がよぎるものですが、この生活レベルは守りたいという最低ラインまでは、銀行預金や郵便局でやり繰りすればいいのです。

 

それ以外の部分を投資資金に回す、すなわち、100か0かのような博打をやっているわけではないので、しっかり自分のライフプランに合った金融商品を選択すればいいのです。

 

 

投資は老後のリスクヘッジ対策になります..

 

私たちの人生の中で、お金に困る機会と言ったら、おおむね老後、介護、医療の場面になります。

 

もちろんそのために社会保障があるわけなのですが、特に老後や介護というのは、その時にすでに仕事をしていないという可能性が高いですから、巻き返しが難しい問題になってきます。

 

つまり、新たにお金を生み出すことができないので、支出を抑えてとにかく今ある資金の中で、どうにかやり繰りしていくしかないという状況になるのです。

 

私が投資やそのための勉強をおすすめする理由は、基本的にはこうした老後や介護などに対するリスクヘッジのためになるからです。

 

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ですから、投資商品自体も、基本的には1円上がったから10万円儲かるというような金融商品ではなくて、5〜10年以上置いておく長期投資をおすすめしています。

 

まずは、あなたのライフプランを一度見つめ直してみて下さい。そうすると、このままでいいのか、何か対策を取った方がよいかもしれないなということがわかってきます。それがわかるだけでも十分な価値があります。

 

 

勉強して投資を始めると夢が広がります..

 

投資もものすごくたくさん種類があるので、それぞれのライフプランに合ったものというのがあります。そうすると、「これは無理だろうな」とか「叶わないだろうな」と思っていた夢も、もしかしたらそれによって叶う可能性も出てきます。つまり、投資によって夢が広がるわけです。

 

ただ投資と聞くと、得した損したというイメージも強いですから、ギャンブルと混同してしまうのも仕方ないと思います。

 

もちろん、損したり得したりはするのですが、一過性のものではなくて、きちんと人生計画に則った金融商品をきちんと選んでいけば、そんなに損するというものではありません。

 

私の知り合いの主婦で、子供の教育資金をFX(外国為替証拠金取引)に突っ込んで、その後リーマンショックですべてなくなってしまった人がいました。これは投資とは言えませんよね。投資は余裕資金でやるというルールだけはしっかり守るようにして下さい。

 

 

投資リスクの意味を理解しリターンを得る..

リスク・リターンとは?

 

投資と言えばリスクとリターンというぐらい、切っても切り離せない話になります。まずリスクとは、将来における不確実性と危険性を表す言葉として使われています。このリスクの反対の意味としてリターンというものがあります。一般的にこれは収益性を表すときに使います。

 

つまり、リスクが高いということはリターンも高く、リスクが低ければリターンも低くなる傾向にあります。このように、リスクとリターンというのは相関する関係にあります。

 

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投資をする上で起こり得るリスクとは?

 

投資をする上で起こり得るリスクの代表例として、価格変動リスクがあります。これは単純で、株価が上がったり下がったりということです。

 

少し前に「パズドラ」というゲームが流行っていましたが、あれはガンホーという会社のものです。

 

この会社の株価は、わずか1年で100倍になりました。つまり、これは100万円を投資していたら、1年後に1億円になったという話なのです。夢のような話しですが、これが株の醍醐味だと思います。

 

一方、例えば、東京電力の株価は、東日本大震災後に暴落しました。また、JALも以前起きた経営問題でやはり暴落しました。いずれにしましても、こうした上がったり下がったりといった不確実性がリスクになります。もう1つ為替が変動するリスクもあります。

 

 

為替変動リスクとは?

 

為替変動リスクは、外貨投資をする場合などに関係してきます。ドル円などの為替レート、例えば1ドルがいくらになるかで、儲かるのか儲からないのかが決まります。

 

その他、カントリーリスク、地政学リスクなどもあります。これは要するに、その国におけるリスクです。例えば、戦争やクーデターなど、国が不安定になることで投資する商品に悪影響を与えたりします。

 

特に日本などは、中東の情勢が悪化すると原油(石油)価格が上がることから、日本の輸入企業の業績が悪化したりします。また、日本は自然災害が非常に多い国ですから、そういった意味ではリスクがあるといえます。

 

リスクには色々なものがあり、その投資先によっても色々なリスクが考えられます。

 

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リスクとリターンを理解して

まずは投資してみよう!

 

投資を始めたくても始められない人の典型が、このリスクが怖い、嫌だ、取りたくないというものです。もちろん、それは人それぞれの考え方ですからいいのですが、ただ、よくよく考えれば、リスクがゼロのものなどないわけです。

 

例えば、自転車や自動車に乗れば行動範囲は広がりますが、当然、事故を起こす確率は高くなります。つまり、私たちのすべての行動には、常にリスクがつきまとっているわけです。

 

資産配分と言うと、少し大きい話に聞こえてしまうかもしれませんが、これからの時代を上手に生きていく中で、お金の配分について意識した方が、結果的にはお得になるはずです。

 

ですから、過度にリスクを怖がらないで、リスクをきちんとわかった上で、投資を始めてみるというのもいいと思います。実際、始めてみないとわからないことも多いから。

 

ただし、子供の教育資金を投資に回すとか、生活資金の一部を投資に使うのは避けましょう。やはり、こうしたリスクを伴うものに関しては、ゼロになってしまう可能性もあるわけですから、基本的には余裕資金でやるということが前提です。

 

 

投資を始める際の心構えとは?

 

投資を始めるにあたり、心構えとか、これだけは知っておいて頂きたいということを少しお話ししたいと思います。これまで、株式投資や投資信託、外貨投資などの紹介をしてきましたが、世の中にはまだまだたくさんの金融商品があります。

 

とはいえ、どれも未経験の人にとっては、やはり難しいなと感じるものです。私も投資を初めて10年以上が経ち、これまで色々な方々に資産運用のお話しをしてきたわけですが、結局のところ、多くの人が「そうは言っても難しいよね」とおっしゃいます。

 

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「興味はあるのだけど、何から始めたらいいのかいま一つわからない」とか「どこから勉強すればいいの」など、そういうケースがほとんどです。ですので、ここでは、投資はとりあえずここだけ押さえておけばOKということを解説していきます。

 

 

投資とは?投資の意味は?

 

そもそも投資というのは、資産運用の1つです。資産運用というのは、基本的にはライフプランに沿って考えていくものなので、投資では必ず目標金額と投資をやめる日時を決めておく必要があります。

 

例えば、5年後にマイホームを買いたいので頭金1千万円が欲しいとします。また、現在の貯金が600万円あるので、残りの400万円を5年後に準備する必要があるとします。

 

すると、仮に5年間、毎月貯蓄で積み立てるのであれば、毎月6万7千円貯蓄する必要があります。

 

でも、6万7千円はさすがにきついので、できて5万円ぐらいかなということであれば、新たに5万円積み立てると、5年間での積立額は300万円になります。ちなみに、今、金利はほとんどありませんから、金利なしで考えます。

 

これをもとの600万円と合計すると900万円(600万円+300万円)になりますので、あと100万円足りないことになります。つまり、5年でさらに100万円を上乗せする必要があるということです。なので、ここで例えば、投資をしようということを考えるわけです。

 

このように、投資は、目的金額や貯蓄だけでは賄えないお金を何とかしたいなどて、目標金額や時期を決めてから始めるようにして下さい。

 

この段階では、ただ「こうしたい」ということが決まっているだけで、まだ株式投資をやるのか外貨投資をやるのかなど、全く決まっていません。あくまでも新しく作りたい資金と時期が明確になっただけです。

 

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ここから目標金額に到達するために必要な利回り(金利)を計算していくと、それならどれぐらいのリスクがあるのか、どの辺の投資商品を選定すればいいのかがわかってきます。

 

ちなみに、前述の600万円を5年で700万円、すなわち600万円に5年で100万円プラスするには、およそ年利で4%程度は必要になります。

 

この利回り計算というのは、インターネットで探すとフリーソフトがあるので、無料でダウンロードして使うことができます。今の金額と目標金額だけ入力すれば、一瞬で金利が出てきます。

 

先に目標があった方が、間違いなく投資で失敗しにくくなります。一番の理由は、我慢できるからです。

 

 

投資の始め方と勉強方法?

 

いざ投資を始めるとなったら、まずは口座開設をする必要があります。株式投資にしてもFX(外国為替証拠金取引)にしても、専門用語がたくさんありますが、これは一つ一つ勉強して覚えていくしかないです。

 

本やインターネットでも調べられますが、一番良いのは実践の中で覚えていくことです。なので、とりあえず口座開設をしてから勉強していった方が確実ですし、モチベーションも上がります。

 

また、日々の経済ニュースもできるだけチェックするようにして下さい。

 

もちろん、それに一喜一憂する必要はありませんが、世の中の全体的な流れは掴んでおいた方が絶対によいです。投資商品にもよりますが、株式投資をするのであれば日経平均株価はもちろん、その業種です。

 

株であれば、特定の業種に投資していますから、その会社の業種のニュースなども、インターネットなどでチェックするクセをつけておくようにしたいです。

 

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また、外貨投資であれば、為替相場だけでなく世界情勢です。特に現在はグローバルな時代ですから、例えば、中東で戦争などが起きると世界中の経済に波及したりします。

 

そういった意味で、世界に目を向ける必要がありますので、今は新聞やネットなどで簡単に調べられるので、1日1回5〜10分ぐらいは情報収集するようにして下さい。

 

ちなみに、私の場合は、ほぼインターネットで情報収集をしています。その中で必ず確認しているのは、ブルームバーグやロイターで、後はニュースをいくつかまとめたようなサイトを見るようにしています。

 

それと、新聞で各紙どれぐらいのものを大きく取り上げているのかや、社説はどうかなどは極力チェックするようにはしています。基本的には、日本の景気は今どうなのか、来年に向かってどうなっていくのかなど、それぐらいの感覚で見ています。

 

もしあなたが、こうしたニュースを見るクセが既についているということであれば、すぐにでも投資を始められます。後は、専門用語をいくつか勉強して覚えるだけです。

 

「日経新聞は読んだ方がいいですか?」という質問はよく受けます。

 

私は個人的には正直、どちらでも構わないと思っています。というのは、新聞には新聞の論調というものが必ずあるからです。ですから、日経新聞が正しいかと言うと決してそうではないし、NHKが絶対に正しいかと言うとそうでもありません。

 

これは前述したクセがついてくると、段々わかってくるので、経済だったら日経とか、ニュースだったらNHKというように、こだわる必要は全くありません。逆に変な先入観に染まらない方がよいです。

 

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