外資系IT企業への転職方法とは?

 

 

外資系IT企業への転職方法とは?

(私の経験談)

 

 

私は初めは普通に大学を卒業して日本の企業へ就職しました。それから何度か転職をして、米系の日本法人に3社勤めていました。在職中の米国への出張は100回以上あったと思います。

 

転職した米系の日本法人は、小さいところから大手までありましたので、企業規模による違いなどもお話しできるかと思います。

 

私のポジションは、すべて技術系のマネジメント職でした。技術系というのは、例えば、コンサルティングサービスやテクニカルサポートなどのマネジメント職です。この時の上司は米国本社のアメリカ人でした。

 

また、部門のマネジメントの同僚がいるのですが、これも8割がアメリカ人で、残りはイギリスとオーストラリア人ということが多かったです。なので、私以外は英語のネイティブということです。そういった面ではかなり勉強させられました。

 

そして、私が面倒を見ていたスタッフも非常に多様性の富んでいて、男性、女性はもちろん、国籍や人種も色々でした。こうしたものをクロスカルチャーなどと言いますが、こういった環境で仕事をすることは、とても楽しく良い経験をさせてもらったなと思っています。

 

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外資系IT企業への転職は

採用面接(インタビュー)が重要!

 

外資系日本法人のマーケットというのは、日本になります。なので、日本の企業、日本のマーケットを相手に仕事をしていきます。大雑把にですが、2000年頃から2017年の17年ぐらいで大きく変わってきているなと思うことがあります。

 

それは、それは採用面接(インタビュー)です。採用面接でよく「仕事をしていく上で何が重要だと思いますか?」という質問をされるのですが、2000年頃まではだいたい「Customer Satisfaction」とOKでした。

 

「Customer Satisfaction」とは、顧客満足のことで、いわゆるお客様を満足させる姿勢です。ですが、現在は、これだけではダメで、もう少し突っ込んだ専門性や、どうやっていくのだという具体性が必要になってきています。

 

また、2000年代頃までは、潜在力でも採用するということはあったのですが、現在はもう少しアピールできる何かの力があった方が、採用されやすくなっています。

 

ですから、かつては外資系企業にも、多少ゆとりがあったのではないかと思います。

 

 

外資系IT企業も協調性が大切!

 

2000年代も現在も、変わらずに必要なものは、パーソナリティへの要望です。パーソナリティとは、仕事に対する姿勢のことです。では、どのような姿勢が転職の採用面接などで評価されるのでしょうか?

 

まず1つは、プロアクティブだということです。アクティブ、ネガティブとありますが、プロアクティブというのは、仕事に対して自らが頑張っていくという姿勢のことです。この姿勢が非常に高く評価されます。

 

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もう1つは協調性、チームワークです。「他のチームメンバーを助けて強調し合って仕事を達成していく」というパーソナリティを持っている人は高く評価されます。

 

外資系企業、アメリカ系企業は、もっと個人主義なのではないかと思われるかもしれませんが、実際には、チームワークについてかなりうるさく言われます。つまり、協調性のない人は日系でも同様、外資系企業でも勤めるのは大変だと思います。

 

 

外資系IT企業に必要な英語力は?

 

外資系IT企業とはどんなところなのかというと、あなたが漠然と「外資系IT企業はこんな感じのところなんだろうな」考えているものとかなり違うと思います。自分の考えていることとは違うなと思うかもしれませんが、事実を知ることはとても大事なことです。

 

また、外資系IT企業に転職するのもそうですが、実際に働いていくのに必要な知識があります。

 

例えば、英語というのを思い浮かべると思うのですが、英語力というのは、あればいいし、必要なポジションもあります。ただ、やはりポジションは色々とあるので、必ずしも英語が必要なポジションだけではないです。

 

ちなみに、英語があまり必要でない外資系IT企業もあります。ですから、そういった部分で英語は確実に必要ですかというと、あればいいという形になります。ただ、英語力があれば、それは非常にプラスになります。

 

 

外資系IT企業に転職するなら

学歴ロンダリングが必要?

 

例えば、非常に優秀な大学を卒業して、日本の一流企業に就職して、それから外資系IT企業に行くという方は結構います。このような人の場合には、学歴ロンダリングなんてことは全く考える必要はないわけです。

 

ただし、日本の優秀な大学を卒業しても、それは日本で通用する優秀な大学なので、最終的に外資系企業で出世をしようと思うのであれば、海外のMBA(経営学修士)を取得しておく必要はあるのかなと思います。

 

一方で、大したことのない大学を卒業した方の場合には、学歴ロンダリングが必要かなと思います。例えば、海外の大学院に行くとかです。通信制でも構わないので、大学院の通信性を受けてみるとよいです。

 

こうした学歴ロンダリングは、外資系IT企業の場合は非常に有効に作用します。

 

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