戦略コンサルへの転職方法|社会人未経験でも外資系OK?

 

 

戦略コンサルへの転職

成功させる方法!

 

 

最近、社会人や未経験者で外資系の戦略コンサルティングファームに転職をしたいという人が増えています。そこで、どうしたら戦略コンサルティングファームに転職できるのか、また、転職するタイミングはいつがいいのかについて、私の経験からお話ししてみたいと思います。

 

さて、戦略コンサルティングファームへの転職を成功させるには、いくつかのポイントがあります。まず1つ目は、論理性です。論理性というのは、理解するのがなかなか難しいので、感覚的に理解できない人も少なくないと思います。

 

私自身、かつて商社で働いていた時にはあまりよくわかりませんでした。ただ、その後、投資銀行やMBA、コンサルティングに行ってから、論理性があるというのはどういうことかがとてもよくわかるようになり、納得できるようになりました。

 

それは何かと言うと、何事にも結論と理由で答えていくということです。非常に簡単に言ってしまうと、論理性というのは、要はそういうことなのです。

 

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未経験者が論理性を身につける方法とは?

 

外資系の戦略コンサルへの転職を成功させるためには、基本的には、結論と理由で答える習慣をつけておかないと、段々しんどくなってくると思います。

 

やはりそういった訓練、思考のクセがついているのかどうかというのを、コンサルティングファームの人たちは面接等で見ます。

 

ですから、常日頃からあなたの頭の中が、この本質的な答えは何なのか、その理由は何なのか、理由はいくつあるのか、といったことをしっかりと自分の頭の中で整理する必要があるのです。

 

例えば、「戦略コンサルティングファームに転職するために必要なことは何ですか?」と聞かれたら、「はい、3つあります」というように、話す時にまず結論から答えるクセがついていることが大切です。

 

例えば、あなたが戦略コンサルの面接に行ったときに、「あなたが現在働いている会社の課題は何ですか?」と聞かれたら、「大きな課題は3つあります。これとこれとこれです」と答えるのです。

 

そして、「その課題をどうしたら解決できると思いますか?」と聞かれたら、今度は「1番目に対しては2つ、2番目に対しては3つ、3番目に対しては3つ解決策があると思います」というように、「具体的な話をすると、こうです」という話し方が論理性ということです。

 

ケーススタディはもちろんできなければいけないのですが、単にケーススタディができればいいというものでもなくて、そもそも面接の際に論理的に話ができたり、内容を書いたりすることができるかどうかなのです。

 

例えば、Eメールのやり取り一つにしても、きちんと論理的に「結論がこうで理由はこう」というように書けるかどうかというところも、必ず見られています。論理性のある人なのかどうか、これはかなり訓練でそういう思考になっていきます。

 

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ただ、一般的なメーカーや銀行などの金融、日本の商社にいると、そこまで論理的であることに厳しくありませんよね。なので、そういった思考がついていないだけでなので、これは能力があるとかないというよりは、筋肉と同じで、そのために鍛えるかどうかの話になってきます。

 

つまり、こういうものをしっかり論理的に考えよう、論理的に整理をしよう、論理的にアウトプットをしよう、と思っていれば、必ず身に付くものなのです。

 

自頭のようなものはほとんど関係ない世界なのです。自頭があるということは、もともとそういう思考が身に付いているだけの話なのです。もしくは、それに応じてしっかり考え抜いているというだけのことなので、そんなに大きな違いはありません。

 

ただやはり、考える癖がついている人と、ついていない人というのは、明らかに思考のアウトプットとしての差が出てくるので、論理性が非常に大事になってくるのです。

 

 

ケース対策はどうしたらいいの?

 

未経験者が外資系の戦略コンサルへの転職を成功させるためには、ケース対策が必須です。

 

学部の時にコンサルティングを受けたことのある人、ない人というのがいて、割とない人も少なくありません。コンサルティングを受けたことのない人だと、コンサルのケース練習を軽視している傾向にあります。

 

やはり、ケース面接というのは、彼らにとっては非常に重要なものですから、そこは練習しないとなかなか対応できないと思います。例えば、よくあるケース練習で、「新幹線のコーヒーの売上げを2倍にして下さい」というものがあります。

 

この問いに対しては、きちんと仮説を立てて、現状を考えて、施策が例えば5つあって、それの数字的なインパクトを出してというようなことがサクッとできるようにならないと、戦略コンサルの面接で勝ち抜いていくのは難しくなります。

 

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ただ、これも前述した論理性と同じで、しっかりと練習を積めば上手くなるものなので、練習をすれば大丈夫です。

 

 

戦略コンサルに転職するタイミングは

いつがいいの?

 

タイミングには2つあって、1つは企業のタイミングです。

 

戦略コンサルティングファームというのは、日本の大企業と比べると、人の流動性が高いので、「このタイミングで人が欲しい」というのがあったりして、タイミングによって変わってくるのです。

 

今は、戦略コンサルティングファームの人たちが人が欲しいと言っている良いタイミングなので、攻め時かなと思います。つまり、戦略コンサルティングファームの人たちが「人が欲しい」と言っているときを見計らって転職をするのが正しい戦略になります。

 

もう1つはあなたのタイミングです。比較的若手、社会人1〜3年目ぐらいで転職するパターンと、それから4〜6年目、MBAを卒業して転職するパターンなど、いくつかあります。

 

なので、例えば、商社で3年勤めてから、もしくは銀行で3年勤めてから転職する人もいますし、MBAを卒業してから転職する人もいます。第二新卒的に1年目から3年目までで行く人もいます。これは色々なので、そこはあなたの戦略次第です。

 

あとは、戦略コンサルティングファームに転職した後、何をしたいのかというのも面接で聞かれますから、しっかり答えを準備しておいてください。

 

ちなみに、戦略コンサルをずっとやりたいと思っている人というのは10%ぐらいだと思います。

 

実際には、戦略コンサルをやった後に、何をしたいのか、何が自分のゴールなのか、なぜ戦略コンサルなのか、というようなことをしっかり詰めていって、面接等で言えるようにしておくことになります。

 

それに加えて、人生は長いので、コンサルの後何をするのかということ、例えば起業したいとか、大企業で出世したいとか、外資系に行きたいとか、ある程度の長期的な方向性を考えておくようにします。

 

それと分野もです。例えば、ヘルスケアをやりたいとか、教育をやりたいとか、何かインフラをやりたいとか、ITをやりたいとか、色々あると思います。これらの長期的な方向性をしっかり考えて、然るべきタイミングで勝負に出て行くことが重要です。

 

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