薬剤師年収ランキング！
ドラッグストアの上位は？
「薬剤師年収ランキング」という言葉で検索をされている方が多いようです。薬剤師年収ランキングについて本当のことを知るのなら、ドラッグストアや病院、薬局について、四季報のデータを見るのが一番です。
さて、ドラッグストアの薬剤師の年収は、会社四季報を見るとわかります。ただ、ここには、医療事務やその他のスタッフの年収も含まれていますので、薬剤師の年収はもう少し高いと思っておいた方がよいと思います。
詳細については後で述べるとして、メジャーなところだけを見ていきますと、まずウエルシアは、平均年齢55.6歳で平均年収709万円となっています。
続いて、ツルハは平均年齢46.7歳で平均年収716万円、サンドラッグは平均年齢31.9歳で平均年収488万円、スギ薬局は平均年齢が40.9歳で平均年収711万円となっています。
これを見ますと、比較的若くして高い年収なのは、ツルハやスギ薬局だということがわかります。ただし、年齢やキャリア、エリアによっても年収は変わってきますので、ご自身で交渉あるいは転職エージェントに交渉してもらって年収を上げることは可能だと思います。
日本調剤の薬剤師年収
会社四季報によりますと、平均年齢34.6歳で平均年収は556万円となっています。この平均年収には、薬剤師だけでなく医療事務や他のスタッフの分も含まれていますので、あくまでも平均と考えて下さい。
ただ、平均年齢34.6歳で平均年収は556万円というのは、他社と比較してもかなり高い方だと思います。そしておそらく40歳、50歳になると、年収は600万円、700万円になっていくと思われます。
日本調剤は伸びている会社と言われていますが、教育体制が一番大きかったりするので、非常に評判も良いです。
総合メディカルの薬剤師年収
会社四季報を見ますと、総合メディカルは、平均年齢は35.5歳で平均年収は432万円となっています。
他社と比較すると、ランキング上の年収は高くはありませんが、交渉の仕方によって年収というのは上がるものですから、もう少し高くなる可能性もあります。
なお、企業によっては、この年収に薬剤師以外のスタッフのものが入っていることもありますので、一概にこの年収だけを見て薬剤師の年収が安いとは言えません。
ココカラファインの薬剤師年収
会社四季報によると、ココカラファインは、平均年齢44.3歳で平均年収は682万円となっています。これは他社と比較しても決して低い年収ではなく、ランキング上も高い方に入ると思います。
ココカラファインは、飛行場などにもドラッグストアを持っているので、海外の方と話す機会もあります。なので、英語を使った仕事をしたいという方にはおすすめです。
サンドラッグの薬剤師年収
会社四季報を見ますと、サンドラッグの場合、平均年齢が31.9歳で平均年収488万円となっています。他社と比較すると、ランキングでは若干安いのではないかと思われるかもしれませんね。
でも、他社より平均年齢がグッと下がっていますので、おそらく10年とか20年勤めていたら、他社と同じように平均年収も700万円を超えていくのではないかと思います。
：カワチの薬剤師年収
会社四季報によると、カワチの場合、平均年齢は32.8歳、平均年収は499万円となっています。こちらの年収には、医療事務など他のスタッフの給料も入っていますので、薬剤師の年収はもう少し高いものと思われます。
それにしても、30代前半で平均年が約500万円ですから、ランキング上は他社と比較してもかなり高い部類に入ると思います。
クオールの薬剤師年収
会社四季報を見ると、クオールの薬剤師の年収は、平均年齢33.9歳で473万円となっています。ただ、こちらの年収には、他の医療事務の方などの年収も含まれていますので、この平均年齢で473万円なら、ランキング上も高い年収だと思います。
クオールの場合、エリアごとにマネージャーや人事の採用担当者の方がいるので、比較的給料の交渉はしやすいと言われています。
クスリのアオキの薬剤師年収
会社四季報によりますと、医療事務の方やその他のスタッフの年収も含まれています。ですから、薬剤師の年収は、もう少し高いと考えてよいと思います。クスリのアオキの薬剤師の年収は、平均年齢が32.3歳で平均年収が445万円となっています。
エリアが影響しているかもしれませんので断定はできませんが、他社と比較するとランキング的にはやや低めの年収かなと思います。
ただ、近隣にクスリのアオキがあって興味があるという場合、エリアとかあなたのキャリアによって年収の交渉は可能ですから、上記の年収よりも高くなる可能性はあります。
ツルハドラッグの薬剤師年収
会社四季報を見ますと、ツルハドラッグの場合、医療事務の方やそれ以外のスタッフの年収も含まれています。なので、ツルハドラッグの薬剤師の年収については、その金額よりも少し高くなるとイメージして下さい。
平均年齢が46.7歳で平均年収が716万円と、比較的高くなっています。他社との比較で見ても、ウエルシアが平均年齢が55.6歳で平均年収が709万円、スギ薬局が平均年齢が40.9歳で年収711万円ですから、ランキング上も高い方だと思います。
ウエルシアの薬剤師年収
ウエルシアホールディングスの場合は、四季報を読むと、平均年齢が55.6歳で平均年収が709万円となっています。
この年収は高いのか低いのかといえば、ランキング上は高い部類には入るのですが、ウエルシアは新卒で入った時に年収600万円なので、平均年齢に達するまで100万円しか伸びしろがないというのは、デメリットとも取れます。
例えば、同業他社のスギ薬局の場合、平均年齢40.9歳で年収711万円なのですが、平均年齢で約15歳の差があっても、スギ薬局の方が年収が高くなっていいます。
ということで、若いうちにウエルシアで働いて、後々キャリアアップしていくのも一つの手かなと思います。ドラッグストアでは、パートの受け入れをかなり頻繁に行っているので、60歳を過ぎた方など、調剤薬局はちょっと疲れたなどという人にはオススメの転職先です。
スギ薬局の薬剤師年収
スギ薬局の薬剤師の年収は、これは四季報を読むとわかります。平均年齢が40.9歳で平均年収711万円となっていますので、これはランキング上もかなり高い年収と言えそうです。
他のドラッグストアと比較すると、ウエルシアホールディングスで、平均年齢55.6歳で709万円ですから、およそ15歳の平均年齢の差があるのに、スギ薬局の方が多くなっています。実際、スギ薬局は、パートの給料も高いことで知られています。
スギ薬局の初任給は平均よりは高いものの、それほど突出して高いわけではありませんが、長い目で見ればおすすめです。700万円目指して頑張ってみるというのもありだと思います。