アルバイトや学生でも
税金は支払うの?
仮に子供であっても、課税最低限以上の稼ぎがあれば、税金は支払わなければなりません。なので、テレビなどで活躍している子役なども当然に税金を支払っているんですよね。
ちなみに、学生には、勤労学生控除などがあります。具体的には、高校生以上で年末に22歳以下であれば、父親がたくさんの税金の控除を受けているでしょうから、その分だけ所得税や住民税が安くなっているはずです。
ただし、学生であっても103万円以上稼いでしまうと、その控除から外れてしまうので、父親の税金が高くなります。
さらに、130万円以上稼いでしまうと、今度は父親の健康保険からも外れてしまいますので、勤務先の健康保険に加入するか、加入できない場合は国民健康保険に加入しなければならなくなります。
当然、所得税や住民税なども支払う必要が出てきますので、かなり支出が増えてしまうと思いますね。
学生が稼ぐのであれば
いくら以上なら得なの?
よく学生が稼ぐのであれば、年収100万円以下に抑えるか、稼ぐのであれば、150万円以上は稼がなくては損だとよく言われていますよね。これは親の扶養に入っているからですね。
親の扶養に入ったままでいるには、アルバイトなどからの収入は、103万円までに抑えておいた方がよいですね。
親の扶養控除というのは、基礎控除が38万円で給与所得控除が65万円なので、103万円でしたら所得が0円になるということです。
ただし、これはあくまでも給与所得の話しなので、給与とFX、株式などの場合には、また別の話しになりますが…。
それから、150万円という金額は、税金や社会保険料、親の増税分を考慮すると、150万円以上稼がないと世帯全体では手取りが減ってしまいますよということですね。