薬剤師転職比較|病院と調剤薬局は○○が違う!

 

 

薬剤師転職比較

病院と調剤薬局との違いは?

 

 

は薬剤師なのですが、つい最近、病院から調剤薬局の方に転職をしました。両者を比較すると、病院と調剤薬局との色々な違いが見えてきましたので、これから病院や調剤薬局に転職を考えているあなたの参考になれば幸いです。

 

 

会計が違います!

 

私は病院を4年務めたところで退職して、現在は調剤薬局で半年過ぎたところです。まず両者を比較して一番大きな違いは、お金のことです。

 

病院の場合は医事課というところがあって、医療事務の人が解決してくれるのですが、調剤薬局の場合は、薬剤師が会計を決めなければいけないのです。保険請求や保険調剤など、会計の内訳を薬剤師が判断して自分でパソコンに打ち込んでいくのです。

 

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これを間違えると大変なことになってしまうので責任は重大です。ここが病院と調剤薬局を比較して一番大きく違うところです。病院勤務の時は、お金のことなんて全然考えなくて良かったのです…。

 

もちろん、調剤薬局にも医療事務の方はいるのですが、私が勤めているところは医療事務の方が少なくて、しかもパートだけなので、薬剤師がやらなくてはいけないのです。

 

 

謝罪することが多いです!

 

病院勤務の時は入院患者さんを対象にしてきました。これが調剤薬局では、外来患者さんを対象にするということで、両者を比較するとここにも大きな違いがありました。

 

外来患者には私生活があるわけです。つまり、お待たせしているので、急がなくてはいけないのです。実際、苦情なども多いので謝罪することも多くなってきます。

 

「大変お待たせして申し訳ありませんでした。」というのを、1日何度も言っていますからね。今のところ精神的なストレスなどはありませんが、たくさん人が待っているので、これくらいは仕方ないことだと思っています。

 

順番でお作りするので、どうしても順番の遅い方はお待たせすることになります。1時間待ちとかも平気でありますので、この辺が病院と比較すると全然違うとことです。

 

 

間違えたら取り返しがつかない!

 

患者さんは外来なので、それ以降は、医療機関にかからないわけです。つまり、調剤薬局にも病院にも行かないわけです。ということは、ここが最後の砦になるので、何か間違ったことがあったら、取り返しのつかないことになってしまうのです。

 

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病院の場合なら、もし調剤をミスったとしても、薬剤師は病院に患者さんがいるわけですから、病室に行って取り替えることも可能です。でも、外来の場合は患者さんは家に帰ってしまいますから。

 

患者さんによっては電話番号を知っていますが、知らない患者さんもいます。電話番号を知っている患者さんに電話しても、その電話はもう繋がらないことだってあるわけです。携帯電話だと電話に出ない人もいます。

 

なので、調剤薬局の場合は、間違えたらそこで終わりだと思ってやっています。これは調剤だけでなく、会計や指導もそうです。もし間違えたら、それ以降は手に負えなくなってしまいますから。

 

薬局を出たらそれ以降は患者さんとは連絡が取れないと思ってやった方がいいのです。病院と違って、調剤薬局の場合は患者さんが帰ってしまう、そこが大きな違いになります。

 

ちなみに、待たされた順番を後でもいいですかということもよく聞かれます。これは後でもいいのです。私が勤務している調剤薬局では、番号札を渡していて、それと引き換えで本人だと確認できるので、こちらに控えている番号と一致すれば何も問題なくできています。

 

 

医療業界の現状がわかる!

 

調剤薬局に勤めていると、会計のこともやらなければいけないというのは前述の通りなのですが、そうすると、生活保護の人がこんなにいるんだというのに驚かされたりもします。

 

病院勤務の時は、会計は医療事務に任せっきりでしたから、一人ひとりの患者さんの状況などは全く分からないのですが、調剤薬局では会計もやりますから、そういったことも実感できて、日本の医療業界の現状なども直にわかるわけです。

 

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