住宅ローン控除を受けるための手続は?

 

 

住宅ローン控除を

受けるための手続は?

 

 

所得が給料だけというようなサラリーマンの人は、1年目は購入や増改築等をした年分の確定申告をしなければなりません。この際の添付書類としては、家屋・土地の登記簿謄本、住民票の写し、ローン残高証明書などです。

 

また、サラリーマンの人は、2年目以降は年末調整の際に控除を受けることができますので、2年目以降は確定申告は不要です。しかしながら、自営業者の人などは、毎年、確定申告の際に他の所得控除や税額控除と合わせて申告する必要があります。

 

 

住宅ローン控除の再適用について

 

今まで住宅ローン控除を受けていた人が、その後転勤などで引越しをした場合でも、その後、転勤先から自宅に戻った場合には、転勤していた期間を除いた残りの期間※について、住宅ローン控除が再び適用されます。

 

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※この転勤期間に自宅を貸していたときは、再居住年の翌年以後の残りの期間になります。

事例で検討

 

新築マンションを購入して住み始めたものの、翌年に住民票を移して引っ越しをし、その3ヵ月後に再びそのマンションに入居し始めました。

 

家庭の事情によるまったくの自己都合で、3ヵ月間は住んでいないマンションですが、住宅ローン控除の再適用は受けられるのでしょうか?

 

アドバイス

 

住宅ローンの再適用については、再び住み始めた時に、再適用の申告をすれば、残存期間について受けられるのですが、そのマンションに住まなくなった理由が自己都合ですと難しいと思われます。

 

なぜなら、再適用を申告する際には、「転任の命令その他これらに準ずるやむを得ない事由によりその家屋に居住しなくなったことを明らかにする」書類が必要になるからです。

 

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