がん保険選び方

 

 

がん保険選び方

通院治療の備えは大丈夫?

 

 

あなたが既に加入しているがん保険、あるいはこれから検討しようとしているがん保険には、通院中の治療費に関して備えられるものになっているのかどうか、一度チェックしてみて下さい。

 

ここ10年のがんの入院と通院のデータを見てみますと、入院は横ばいであるのに対して、通院治療というのは増加傾向にあります。ですから、通院しながらの治療費に備えられるようながん保険になっているのかどうか、確認してみることをおすすめします。

 

 

がん保険の選び方:診断給付金の補償内容は?

 

がん保険を選ぶ際には、診断給付金の補償内容をしっかり確認するのが重要です。がん診断給付金というのは、文字通り、がんと診断された時にまとまったお金を受け取れるというものです。

 

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なぜ、この診断給付金が重要かというと、最近は治療事情が多様化していて、通院がメインの治療になっているため、最初にまとまったお金が受け取れる方が、精神的にも経済的にも安心できるからです。

 

具体的には2つのポイントがあります。1つ目は、初期がんでもしっかりと保障がされているのかどうか、2つ目は、再発や転移などの場合に、再びお金を受け取ることができるのかどうかです。がん保険の選び方では、この2つをよく確認することが大切です。

 

 

がん保険の選び方は自助の考えで!

 

医療保険やがん保険を考える際に、知っておいていただきたいのは、社会保障のことです。要は、国や社会から病気などをした場合に、どれぐらいの援助が受けられるのかということです。社会保障は、大きく分けると3つです。

 

まず1つ目は、医療費の自己負担です。例えば、大人が病院に行ったときには3割負担ですが、今後さらに高齢化が進むと、こういった自己負担は上がってくるだろうと言われています。

 

実際、高齢者にも自己負担を増やしていくという流れがあって、一部では1割負担が2割負担になっています。いずれ現役世代の自己負担も上がっていくでしょう。

 

2つ目は高額療養費です。高額療養費は、入院などをした際に、支払いの上限が設けられている制度です。ただ、この制度も、近い将来、徐々に支払いの上限が上がっていく可能性が高いです。

 

3つ目は年金です。年金は、昭和36年以降に生まれた方は65歳以降は満額もらえます。ですが、現在中年より下の人は、年金をもらえる年齢が70歳以降になったり、今よりも年金額が減額される可能性も高いです。

 

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以上の3つを総括すると、もうこれからの高齢化社会では、公助ではなく自助になるという認識を持たなければいけないということが言えます。つまり、この自助の部分が、いわゆる医療保険であったりがん保険であったり、場合によっては生命保険であるということです。

 

 

がん保険選び方:老後の経済的負担を考えて!

 

医療保険というのは、入院した場合に、入院1日についていくらくらいもらえます、手術をしたらいくらもらえます、という保険です。一方、がん保険というのは、がんで入院した場合や通院で1日いくらというお金がもらえる保険です。

 

私たちは、病気やがんで入院する確率は、70代、80代になってからぐっと上がります。収入の方は、働いていることを前提とすると、30代から60代までに関しては、緩やかに上がっていって、定年後60代前半ごろ年金になって下がっていくというイメージになります。

 

保険料については、60歳までに全部払い終えてしまって、その後は保障だけ受けられるというタイプの保険があります。あるいは、保険料は一生涯、保険に加入している間は払い続けるというタイプの保険もあります。

 

当然、一生涯払い続けるタイプの方が、保険料や安いです。60歳までに一生涯分の保障を払う方は、当然年数や月数で割ると高くなりますから。

 

とはいえ、いざ70代、80代の入院や病気になりがちな年齢になったときには、収入はガクンと減っています。

 

そうすると、保険料は毎月一定の金額ですから、そのときに保険料を支払うのはかなりきつくなってくることが考えられます。30代、40代のときの収入に対する保険料の割合とでは、全く違っていますから。

 

それで多くの人がどうしているのかというと、病気や入院しがちな年代になったにもかかわらず、保険を解約してしまうのです。ただ、ここで解約してしまうと、いざという時のための保険が、いざの確率が高くなった時に役に立たないわけで、それでは本末転倒です。

 

以上の3つを総括すると、もうこれからの高齢化社会では、公助ではなく自助になるという認識を持たなければいけないということが言えます。つまり、この自助の部分が、いわゆる医療保険であったりがん保険であったり、場合によっては生命保険であるということです。

 

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なので、収入の多いうちに保険料を払い終えてしまって、保障だけをずっと残すタイプの保険をおすすめする考え方もあります。

 

その場合には、払い終えた60歳以降は経済的な負担がないので、いざ入院してもしっかりした治療が受けられるます。また、経済的な負担から、保険を解約してしまうリスクもなくなります。

 

入院するためだけに医療保険に入るわけではないですよね。やはり、脳梗塞や脳腫瘍になった場合の重粒子線治療など、保険外の治療も受けらるからです。収入が減っている時期に、そういった保険があるだけでもかなり違うということです。

 

がん保険でも同じです。70代、80代でがんになって通院に代わったとしても、保障がずっと続いていれば、通院の分までお金が出ますから、少ない年金で心配しなくても済みます。

 

このようなことから考えると、収入があるときに、保険料を支払ってしまうというのも保険加入のポイントといえます。

 

 

がん保険選び方:何度も保険が下りるものを!

 

通常、がん保険には、がんになっていない人しか入れません。ただ、今のよくあるがん保険というのは、1回がんになると保険料をもう払わなくていいという特約が付いていたりします。

 

例えば、胃がんになったけれど、それが初期だったので胃がんを取ったら治ったとします。そして再び別のがん、例えば、肝臓がんになったり、大腸がんになったりしても、1つ目がんが治っていれば、次のがんに対しても、またがん保険が下ります。

 

ただし、がん保険の中には1回のがんしか出ないものもあります。この場合、違うがんにかかった時には保険は下りませんので注意が必要です。

 

特にテレビCMで有名で誰もが知っているようながん保険であっても、1回のがんにしかお金が出ない、リスクの高いがん保険がありますので、安易に入らないよう気を付けてください。

 

なお、がん保険の選び方としては、1回がんになったら、その後は保険料を支払わなくていいようなものを選ぶと失敗しないと思います。

 

もしくは、一ヵ所にがんができても、それが治ってまた別のところにがんができたら、また保険料が出る、つまり何度でも保険料が出るようながん保険を選ぶようにして下さい。

 

がんは日本人の死因の中でもトップクラスですから、がん保険にはできるだけ入った方がいいとは思いますが、入る際には良い保険を選んで入るようにして下さい。

 

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