女性におすすめのがん保険
最良のプランは?
がんと言えば、少し前に、アンジェリーナ・ジョリーのニュースが話題になりました。特に女性は男性と比較して罹患する部位が多いことから、保険の分野では、女性疾病特約など女性に優しい保障があります。
今、がん保険を考えるときに、どういったものが役に立つのかというのも大事なのですが、がんの治療法が随分と変わってきているので、それについて注意して欲しい点もあります。
女性のがん保険なら診断給付金に
重点を置いたプランがおすすめ!
先日、私の家の近くの総合病院で、新しい病棟が完成しましたという記事があり、そこにはがん外来の専門の箇所ができましたと書かれていました。要するにこれは、がんを外来(通院)で治すということを言っているのです。
今までの医療保険というのは、基本的に入院したらお金が出ますというものでした。ですから、前述のような場合、入院しないと保険は下りないものでは、役に立たないということになってしまいます。では、どうすればいいのでしょうか?
まずは診断給付金です。これは以前からあるものですが、「あなたはがんです」と診断されたらそこで一時金が出るというものです。どちらかというと、そこにポイントを置いていく必要があります。
例えば、入院のところをすごく手厚くしすぎていて、がん保険や医療保険など合わせると、入院保険だけで1日2万円も3万円にもなっているケースがありますので注意してください。
こうしたケースの場合、入院しなかったら、せっかく保険料を支払ってきたのに、全く使えないことになってしまいますからもったいないです。
ですから、今の医療の現場というのをしっかり把握して、どんなものなら自分は安心できるのかというのをきちんと見極めていく必要があります。
女性に特化したがん保険もあるの?
医療保険などほとんどの保険会社で販売されているものの中に、男性疾病特約というものはありません。ですが女性に特化した保険プランはあります。まずはベースとして男女問わずの保険があって、そこにプラス女性疾病特約が付けられたりしてます。
これは、特に女性の乳がんなどは、治療期間が長くなると言われていますし、子宮頸がんも含めて、その後、衣類など身に付けるものも専用のものがあったりして、その辺りで費用がかかることもあるからです。
絶対にがんになるわけではありませんから、入りすぎは良くないですが、この辺りについてはきちんと備えておきたいところです。万が一の時に「あれ?」ということのないように、今入っている保険もしっかり確認しておいて下さい。
今入っているがん保険を見極めよう!
保険は古ければ古いで「お宝保険」などと呼ばれていて、すごくお得なもので、絶対に手をつけない方がいいという保険もあるのですが、その逆もあるのでその見極めが重要です。
まずは今、自分がどんな保険に入っているのかきちんと知ることが大切です。
ただし、医療の現場というのは日々進化していっていますから、何十年前とは明らかに違っています。なので、今の医療から見て、ご自分の保険はどうなのかという見極めてみる必要があります。
がん保険で女性におすすめのプランは?
重篤な病気だったり症状だったりするほど、メンタルな部分の衝撃も大きいです。そこで支えになったり、看病してフォローしてくれる人たちも助かるのが経済的なものになってきますから、そこもしっかり考えることが大切です。
アンジェリーナ・ジョリーの件については、様々な意見がありますが、やはりお金があるからできるというのも事実です。いざという時にどう備えるのかというのが保険の役割ですから、健康で元気なうちに、いざという時のものを見極めておきたいです。
ちなみに、これは非常にまれなケースですが、ある保険会社では、一度乳がんになった女性向けの保険を販売していたりもします。これは当然、乳がんになっていない女性は入れないのですが、こうした保険もあることも知っておくとよいと思います。
今、日本人女性の12人に1人が乳がんにかかると言われています。特に30代から増え始めて、40代後半と60代前半がピークだそうです。
乳がんは他のがんより比較的若い世代が増えているのが特徴的だそうですから、乳がんに特化したがん保険を探しておくのもよいかもしれません。
アンジェリーナ・ジョリー乳房再建術は
日本では健康保険の対象?
アンジェリーナ・ジョリーの場合は、予防的なものでがんではありませんでしたが、そのまま放っておいたら87%遺伝的にがんになるということでした。そこで、乳房を取り再建手術をして、それが5%まで下がったとのことです。
数年前から日本では乳房再建術が健康保険の対象になり、当時かなり話題になりました。それまでは、乳房再建術は全額自己負担でしたから、そういったリスクのある女性にとっては安心できるようになりましたよね。