バセドウ病の医療保険加入|症状と原因、検査、治療は薬と手術で完治

 

 

バセドウ病でも医療保険に加入できるの?

バセドウ病とは?症状・原因・検査は?

 

 

バセドウ病という病名自体は、最近テレビの芸能ニュースで歌手やタレントさんが発症しましたとか、サッカー界では本田圭佑選手がバセドウ病手術をしましたなどと報じられたりしていますので、以前に比べると病気の認知度は高まっています。

 

バセドウ病とは、いわゆる甲状腺機能疾患の一種です。ちなみに、甲状腺というのは、首の喉仏(のどぼとけ)のすぐ下辺りにあります。バセドウ病は、この甲状腺の働きが活発化することによって、甲状腺ホルモンが必要以上に作られてしまう病気です。

 

ただ、一般的に甲状腺ホルモンというのは、新陳代謝をよくするために分泌されるものですから、身体にとっては非常に重要な要素の1つではあるのです。なので、バセドウ病は、甲状腺の働きが強くなりすぎる病気ということになります。

 

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バセドウ病の症状は?

 

バセドウ病というのは、男性よりも女性の方がなりやすいです。統計の取り方にもよりますが、おおむね男性よりも女性の方が4〜5倍多いと言われていて、特に20代から30代の方に多くみられます。

 

甲状腺ホルモンが多すぎると、どういったことが起きるかというと、例えば、喉が腫れて首に柔らかみがなくなってしまう、動悸が起きやすい、けだるい感じがする、異常な発汗により出やすくなる、目が突出してしまう、手足が震えやすくなるなどの症状が出ます。

 

また、女性の場合ですと、無月経、つまり生理がこないということもあったりします。

 

 

バセドウ病検査は?治療は薬or手術?

 

バセドウ病は、主に血液検査で発見されるケースが多いのですが、治療方法としては、おおむね以下の3つがあります。

 

@投薬
A放射性ヨウ素治療(アイソトープ治療)
B手術

 

まずは@の投薬によって治療して、「投薬ではちょっと治る見込みがないね」となったら他の治療法へと進んでいくというのが基本的な流れになります。

 

手術となりますと、当然、入院を伴うことになりますので、その分費用もかさんできます。その間、仕事を休まなくてはいけないということもあり得ます。

 

実は今、私の会社に問い合わせをいただく中で、このバセドウ病の方からのものが多くなっています。最も多いのは「医療保険に入れるのですか?」というものです。

 

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バセドウ病でも医療保険に入れるの?

 

医療保険の加入については、保険会社によっても加入の可能性というのは変わってきます。医療保険への加入自体は、可能性としてはあると思います。ただ、少なくとも加入する際に、条件が付く可能性が非常に高いです。

 

例えば、「部位不担保」という条件があって、これは特定の部位、バセドウ病の場合ですと甲状腺が該当するのですが、この特定の部位に関係する費用、例えば、入院費や治療費、手術費など、これについては支払いませんよとするものです。

 

これは例えば、2年間あるいは5年間など、審査結果によって条件が付くことがあります。

 

なので、バセドウ病で医療保険に加入した場合、例えば、ケガで入院したとか、他の病気で入院したようなケースでは保険が下りるのですが、甲状腺に関しては、例えば5年間は支払いませんという条件が付くことになります。

 

つまり、バセドウ病だけでなく他の病気も含め、その病気にかかっていたとしても、部位不担保という形で、「この部位だけは保障しないけれども」という入り方ができる保険というのはあるということです。

 

もちろん、審査結果次第ではあるのですが、例えば、他の数値も悪いとそもそもは入れないという可能性は当然あります。

 

 

引受基準緩和型ならバセドウ病でも入れます..

 

保険に加入する際には、告知書といって、健康状態を自己申告するものがあります。

 

その告知書に書く際、「ちょっとこれはまずいな」と思う項目があれば、できるだけ詳しく書いた方がよいとか、自分に有利なことは小さい字でもよいので、できるだけ書いておいた方がよいとなど、テクニカルな部分で審査に通りやすい、通りにくいというのはあるにはあるのですが、この辺りは専門家でないとわからない部分になります。

 

なので、全く同じ状況の方でも、告知書の書き方によって、ある人は保険に加入できたけれど、別の人は加入できなかったということもあり得ます。

 

なお、甲状腺も含めてすぐに保障を開始したいという方は、少し割高にはなりますが、持病でも保険に加入できる「引受基準緩和型」という保険もありますので、こちらもおすすめです。

 

 

女性のバセドウ病は特に注意!

 

バセドウ病の怖いところは、目に見えて出てくるところももちろんあるのですが、女性の場合には、妊娠や出産に影響する可能性があるということです。なお、これは通説として言われていることです。

 

ただ、きちんと治療していれば問題はないのですが、治療を適切に行わないと胎児に影響してくることがありますので、注意が必要になります。

 

 

バセドウ病の原因とは?

 

バセドウ病の原因というのは、まだまだわかっていないことも多いのですが、今のところは、遺伝的になりやすいとか、大きなストレスを受けたという時にスイッチが入ってしまうのではないかと言われています。

 

ただ、バセドウ病の原因がまだまだ解明されていないということは、言い方を変えれば、誰にでも起こり得るということです。

 

そういった意味では、きちんとこの病気のことを知っておくというのはもちろん、対策などもしっかりとしておくというのが大事になってきます。バセドウ病は血液検査でわかることが多いので、ぜひ健康診断などを定期的に受けていただきたいなと思います。

 

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