所得税の計算と申告について

 

 

所得税の計算と申告は

どうなっているの?

 

 

所得税は次のように計算します。
 ↓
課税所得金額×税率=所得税額

 

このようにして計算した所得税額から、税額控除額(住宅ローン控除・配当控除など)や源泉徴収税額を差し引いたものが、所得税の申告納税額になります。

 

個人の所得税の確定申告は、1月1日から12月31日までの分を翌年の2月16日から3月15日までの間に、納税地の所轄税務署でします。

 

サラリーマンの場合、給与所得だけでしたら、ほとんどの場合、会社での源泉徴収と年末調整の手続きで課税の事務は完了しますので、改めて確定申告する必要はありません。

 

 

所得税の税率はどれくらい?

 

所得税の税率は、分離課税されるような特別な場合は別ですが、10%から37%の4段階に区分されています。通常の総合課税の場合の税額は、次の速算表で簡単に求められます。

 

■課税される所得金額が330万円以下の人
所得金額×10%

 

■課税される所得金額が330万円〜900万円の人
所得金額×(20%−33万円)

 

■課税される所得金額が900万円〜1,800万円の人
所得金額×(30%−123万円)

 

■課税される所得金額が1,800万円〜の人
所得金額×(37%−249万円)

 

<具体例>
課税所得金額が650万円の場合は、税額は97万円になります。

 

650万円×20%−33万円=97万円

 

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