住宅ローン基礎知識|変動金利仕組みと返済方法!

 

 

住宅ローン基礎知識

変動金利の仕組みと返済方法!

 

 

今回は、住宅ローンの仕組みと返済方法、メリット・デメリットについてのお話です。

 

あなたが家を買う時には住宅ローンを利用されると思いますが、家を買った時に、そのうちのどれくらいを住宅ローンで借りればいいのか悩まれると思います。これについては、約8割くらいを住宅ローンでカバーするのが望ましいと言われています。

 

ただ、実際のところは、なかなか貯蓄もできていないので、その時々によりそれぞれ審査を受けて借りるということも多々あります。

 

 

住宅ローンの金利タイプとは?

 

住宅ローンの基本的なところをまずは押さえていただきたいです。主な住宅ローンの金利タイプには3種類あります。具体的には、固定期間選択型、変動金利型、固定金利型です。この3種類に分けられます。

 

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固定期間選択型と変動金利型は、似たようなタイプなのですが、有効期間という固定期間が設けられているかどうかの違いになります。変動金利型というのは、6ヵ月ごとに金利の見直しがあります。

 

また、固定期間選択型というのは、一定期間の間、例えば、3年、5年、10年、この間の金利はずっと一定ですが、それから後は変動金利に移りますというタイプの金利です。

 

そして、固定金利というのは、ずっと最初から最後まで同じ金額を返済していく、同じ金利でずっといきますというタイプの金利です。

 

 

各金利タイプのメリット・デメリットは?

 

固定期間選択型は、当初の支払いが低めに設定されています。その後は、物価の変動や景気の変動などによって、銀行金利が変動していきますので、それに合わせた支払いになります。

 

変動金利は、固定金利より金利が低めに設定されています。

 

ただし、6ヵ月ごとに金利が変わっていきますので、固定金利よりも金利が上がる場合があります。そこの見極めが重要になってきます。当初は楽な支払だったのが金利が上がることによって、月々の返済額が高くなって支払いがきついなどという状態にも陥りかねません。

 

固定金利は、毎月の返済額が終始同じですから、計画が立てやすいというメリットがあります。また、金利が上がっていっても同じ金額で返済できるので安心というのもメリットです。

 

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金利タイプがわかれている理由は?

 

なぜ住宅ローン金利には、こうした3つのタイプがあるのでしょうか?

 

これは、誰がリスクを負うのかによります。変動金利は、その都度銀行が金利を上下できますから、その金利のリスクはお客さんが負うことになります。一方、固定金利の場合は金利はずっと一定ですから、金利が上がった場合は銀行がリスクを負うことになります。

 

住宅ローンといえども、これは金融商品ですから株式などと同じなのです。そういったところを考慮しながら、どの金利タイプを選ぶのかということが必要になってきます。

 

 

住宅ローンの返済方法とは?

 

住宅ローンは返済の仕方によっても変わってきます。毎月同じ金額を返済していくのか、それとも若いうちにたくさん返済していくのか。住宅ローンの返済方法には「元利均等返済」と「元金均等返済」があります。

 

元利均等返済というのは、金利の部分と元金の部分を合わせて同じ金額を返済していく返済方法です。元利均等返済だと返済額が一定なので資金計画が立てやすいです。

 

10年先、20年先と年数が経っていくと、例えば、お子さんが大学に行く時に給料が上がっているなら、どんどん支払いは楽になっているはずです。

 

一方、元金均等返済というのは、元金の部分はずっと一定で、年数あるいは月々で変わっていきます。それに合わせて残高の金利部分を上乗せしていきます。なので、当初は支払額は多くなりますが、徐々に少なくなっていきます。

 

元金均等返済の場合は、元金の返済部分が前倒しで早くきますので、元利均等返済に比べて、同じ年数でも元金部分をたくさん返していくことができます。そうすると、金利の負担感が少なくなってきますので、総返済額は抑えられることになります。

 

以上が、住宅ローンの基本的な知識としてまずは押さえておくべきことになります。先ほどの変動金利、固定金利、それと元金均等返済、元利均等返済、この4つの組み合わせによって各住宅ローンが決まってきます。

 

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