住宅ローンの選び方|保険比較の注意点!

 

 

住宅ローン選び方

保険比較の注意点!

 

 

住宅ローンを選ぶ際には、金利や借りやすさ、利用しやすさなど、色々な基準を持って銀行を選びます。最近は金利がかなり低くなっていていることから、各銀行としてはあまり儲からない商品になってしまっています。

 

そこで、銀行は今何を考えているのかというと「クロスセル」です。つまり、住宅ローンを売るのですが、住宅ローンだけではなくて、そこで獲得したお客さんに色々な商品を後から売っていく、そういうことで儲けようとしているのです。

 

こうした考え方が、住宅ローンの最近の主流になっています。その代表的なものが、住宅ローンにくっついている“保険”です。住宅ローンには、団体信用生命保険に加入するのがほぼ条件となっています。

 

この保険に入っていれば、住宅ローンを借りた人が万が一亡くなったり、高度障害になって住宅ローンを返済できなくなったとしも、住宅ローンの残債が保険で返済されるのでローンがなくなるという仕組みです。

 

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ただ、世の中にはお亡くなりなるという人ばかりではありません。病気で働けなくなったりする人もいます。こうした人のために、最近は“疾病特約付きの保険”というのが登場しています。

 

例えば、脳梗塞になってしまって働けないと給料がもらえないということになりますので、こういう状態が30日以上続いた場合は、住宅ローンの毎月返済額が保険で出たりします。

 

あるいは、その状態が1年間、寝込んだような状態が続いてしまうということになりますと、これはもう住宅ローンを払うことができないとみなされて、住宅ローンの残債を保険金で賄い、住宅ローンがなくなるという保険が付いています。

 

これは、銀行によってそれぞれ特徴がありますので、十分な比較をして下さい。中には、これにかなり高い保険料を支払わなければいけないという商品もあったりします。

 

ですから、住宅ローン選びをする際には、住宅ローン本体の金利、使いやすさ、手数料などを比較して検証するのも大事ですが、それにくっついてくる保険の良し悪しもチェクしておくことも必要です。

 

そうしないと、「せっかく金利は安く借りたのに疾病特約付保険の保険料が高かった」というようなことにもなりかねませんからね。

 

 

住宅ローンの選び方と比較方法!

 

最近は住宅ローンというと、各銀行で色々な商品を用意しています。

 

例えば、保険が付いている商品やポイントが付いている商品なども登場しています。なので、住宅ローンというのは、比較して選ぶことによって、より有利な住宅ローンが探せる、そういう時代になっています。

 

住宅金融支援機構が出しているアンケート調査で、住宅ローンを借りた人にアンケートをしているものがあります。

 

それを見ると、「あなたがこの住宅ローンを選んだ大きなポイントとなった媒体は何ですか?」という質問に対する回答のトップは必ず「住宅供給事業者」になっています。要するに、ハウスメーカーや不動産屋の紹介ということですね。

 

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二番目に多いのは、自分で銀行に行って調べたというもので、三番目は、インターネットで色々調べたというものでした。

 

もちろん、ハウスメーカーや不動産屋の紹介でも、自分で調べるのでも構わないのですが、より広い住宅ローンのバリエーションの中から自分に一番合ったものを選ぼうと思うと、かなりの数の金融機関の情報を集めないとベストなものが選べないという時代になっているのも事実です。

 

また、人によって借りられる住宅ローンの金利が異なるというのも最近の特徴です。少し言い方が悪いですが、銀行は「良いお客さんには多少金利をおまけしてでも借りてもらいたい」というのが今の住宅ローン事情になっています。

 

なので、同じタイプの住宅ローンを借りるにもかかわらず、人によっては金利に相当の開きが出るケースがあるのです。

 

そうなりますと、単にインターネットで情報を並べて比較しているだけでは、良い金利の条件で借りるということはできないということです。「私は十分銀行の信頼に耐えうる人ですよ」とアピールすることも必要になってきますからね。

 

ただ、この辺のことになると、自分自身で銀行の店頭で話すというのはなかなか難しいことでもありますので、一度利害関係のない専門家に相談してみるのもよいかもしれません。

 

 

家計から住宅ローンの選び方とは?

 

家計から見た住宅ローンの選び方のお話です。

 

住宅ローンは、長い人だと35年間、420ヵ月、毎月毎月、例えば10万円なら10万円ずつ必ず払っていくものです。これを銀行と約束するという、少し考えると非常に怖い約束が住宅ローンなのです。

 

35年後というと、あなたは何をされているでしょうか?おそらくこれは誰にも予想がつきません。

 

逆に35年前はどうだったかというと、人によっては生まれていないかもしれません。その長い期間、35年、必ず毎月毎月10万円なら10万円を銀行に返していくという約束をするのが住宅ローンになります。

 

ということになると、今は返済できるかもしれないけれど、10年後には返済できないかもしれないということも言えます。

 

そういう場合には、キャッシュフロー表を作って、10年後、20年後、30年後もきちんと返済できるかという検証、シミュレーションしてみるのがいいです。家計が10年後、20年後、30年後でも大丈夫かという表を作って、その中で住宅ローンを選ぶわけです。

 

もちろん、キャッシュフロー表を作ったからといって、30年後、40年後を先取りするのは無理です。

 

ただ1つの目安にはなります。これを知っているのと知らないのとでは安心感が全然違ってきます。ですから、一度はキャッシュフロー表を作ってみて、その中から自分に最適な住宅ローンを選ぶのがおすすめです。

 

例えば、どの金利タイプのものがいいのか、自分はいくらくらいまで借りても大丈夫なのか、何歳まで返済すれば大丈夫なのか、というような将来のことまで頭に入れた上で住宅ローン選びをすることが大切です。

 

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