住宅ローン仮審査申し込みの注意点!

 

 

住宅ローン仮審査申し込みの注意点!

 

 

仮審査の申し込みの際には、注意しておかなければならないポイントがいくつかあります。まず1つ目のポイントは、既存の借入れはすべて申告するということです。

 

仮審査の申し込みに書く内容というのは、名前や住所はもちろん、実際にいくら借りたいのか、今いくら借りているのか、などについても聞かれます。その中で比較的大事なのが、今何のローンがいくらあるのかということです。これは、すべて漏れなく記載する必要があります。

 

例えば、車のローンが毎月いくらありますとか、学資ローンがありますとか、カードローンで3年返済にしているものがあるとか、金額についてはすべて明らかにして下さい。

 

それから、アコムやアイフルなどの消費者金融でお金を借りている人も結構いますが、この系統のカードローンに関しては、仮審査の申し込みの前に必ず返済をしておいて下さい。そして、できれば返済するだけではなく、解約までしておいて下さい。

 

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時々、住宅ローンの審査が通らない、理由もわからない、銀行も教えてくれないという方がいるのですが、色々と調べてみると、奥さんあるいはご主人が内緒で消費者金融のカードを持っていたというケースが多々あります。

 

ですから、住宅ローンの申し込みをする時は、必ず消費者金融のカードは返済して、かつ、解約までしておいて下さい。

 

 

なぜ他のローンを書く必要があるの?

 

住宅ローンの申込書には、A3用紙1枚のものと、もう1枚紙があって、そこには「個人情報同意書」と書かれています。この書類には細かい文字でびっしり書かれているので、ほとんどの人が内容を読みません。

 

そして、「最近は個人情報の取り扱いがうるさくなっているからな」という感じで捺印するのですが、その個人情報とは全然別のことですから注意して下さい。

 

銀行が住宅ローンの申し込みの際に書かせる「個人情報同意書」というのは、簡単に言うと、あなたがどこの会社からいくら借りているのか調べますよという書類です。

 

「調べますよ、いいですか?」という問いに対して、あなたが住所と名前を書いて印鑑を押したということは、「はい、どうぞ」と言ったのと同じことになります。

 

信用情報というのは、大きく分けると「CIC」「全国銀行個人情報センター」「日本信用情報機構(旧CCB)」の3つあります。

 

この3つの信用機関には、ほぼ日本にあるすべてのクレジット会社とか貸金業者、信販会社、保証会社、金融機関の顧客利用情報が登録されています。

 

なので、信用機関に問い合わせると、あなたがどこでいくら借金しているのか、いくらの枠のカードを持っているのか、例えば、30万円の枠のカードを何枚持っているのかまで、すべてわかります。

 

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つまり、あなたが「個人情報同意書」に捺印したことで、銀行はあなたの信用情報がすべてわかることになるのです。ですから、今借りているローンがあったら全部明らかにする必要があるのです。

 

ちなみに、消費者金融については、銀行の査定の際に結構マイナスポイントになりますので、消費者金融系のカードは解約までするようにして下さい。そうしないと、住宅ローンの審査に通らない可能性が非常に高くなります。これすごく大事です。

 

 

2つ目のポイントは・・・

 

車のローンやカードローンなどの残債がある場合、自己資金でそれをゼロにすることができるならは、その旨を伝えることです。

 

例えば、車のローンがあと100万円残っている場合、自己資金が300万円あってその中から返済してしまうということを、仮審査の申し込みの時に銀行に伝えて下さい。

 

事前審査してもらう目的は、いくら借りられるのかを知りたいわけです。

 

例えば、当初2,000万円くらいで住宅ローンの申し込みをしたとします。その後、マイホームのことを考えていくと、2,500万円くらいかかることがわかって、やっぱり2,500万円借りたいと銀行に言ったとします。

 

すると、銀行はどういう話になるかというと、「それなら、もう一度一から審査をし直しますので、書類をもう一度全部出して下さい」ということになるのです。そして、事前審査に通るか通らないかはわからないという状況になるのです。

 

反対に、2,500万円まであなたは借りられるとわかっていて、2,000万円までしか必要でない場合は、「減額します」と言いますよね。

 

この減額の場合は、銀行は「わかりました」だけで終わりなのです。つまり、多めに言っておいて後で減らすのが賢い住宅ローンの借り方といえます。

 

銀行は「いくらくらい必要ですか」という言い方をしますが、事前審査してもらう目的というのは、自分で借入限度額を計算してそれに近い数字を出すようにすることなのです。

 

 

3つ目のポイントは・・・

 

住宅ローンは自分で申込むということです。

 

あるアンケートでは、「住宅ローンは誰が申し込みに行きましたか?」という質問に対して、約8割の方が、住宅会社に行ってもらったと回答しています。もちろん、住宅会社の営業マンは、仕事の一環として住宅ローンの申し込みに行ってくれます。

 

ですが、ここでよく考えて欲しいのです。これから長い人生で、マイホームという一番高い買い物をしようとしているわけです。

 

そして、背負う住宅ローンというのは、ほとんどの方が長期の35年返済で組むのです。その35年間返済し続ける住宅ローンを人任せにしてもいいのでしょうか。35年間、自分で納得して払いたいとは思わないでしょうか。

 

自分で申込みに行って、銀行が言っていることは本当なのか、正しいのか、それを自分自身で判断して申し込まないと後で後悔するかもしれません。なので、住宅ローンの仮審査には、ぜひ自分で行くことをおすすめします。

 

今、ほとんどの銀行では、土日も窓口を開けて住宅ローンの相談を受け付けていますから、休みの日に行くとよいと思います。

 

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