個人信用情報機関開示請求の方法!住宅ローン注意点!

 

 

個人信用情報機関開示請求の方法!

住宅ローンの注意点!

 

 

今回は、個人信用情報機関と開示請求のお話しです。住宅ローンを借りる場合、あなたが銀行に申し込みをすると、銀行の方で個人信用情報機関にアクセスしてあなたの個人情報を見にいきます。

 

この個人信用情報というのは何かというと…

 

銀行はあなたにお金を貸すに当たって、あなたの返済実績というものを知りたいわけです。

 

あなたが約束をきちんと守る人なのか、それとも守らない人なのか、具体的には、他からお金を借りて約定どおりのきちんと全部返済している人なのか、あるいは事故といって、返済に焦げ付きがある人なのか、ということを銀行としては知りたいのです。

 

ですから、銀行は個人の信用情報というのを共有しています。つまり、色々な銀行やノンバンクなど金融機関との間で、お金を貸した後の返済実績が共有財産として管理されているのです。

 

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例えば、家を買いたいという話が金融機関にいくと、金融機関は本人の許可をとって、個人信用情報を見にいきます。

 

それを見にいって、いわゆる返済の延滞履歴があるかどうか、事故履歴があるかどうか、そういうものは何もない人なのか、そもそも借入れが全くない人なのか、というのを全部調査します。

 

この個人の信用情報が何か傷がついていている状態を、いわゆる“ブラック”と言っています。

 

信用情報が“ブラック”というのは、個人信用情報の開示を請求した場合に、何らかの情報上の傷があることです。そして、その傷がある以上は、金融機関としてはお金を貸せないということで、ローンが否決されてしまうのです。

 

住宅ローンの場合、申請すればいつでもお金を借りられるわけではありません。何千万円というお金ですから、当然、この個人信用情報が傷付いているとお金を借りられなくなります。

 

例えば、簡単にお金を貸し借りができるものとして、ノンバンクのクレジットがあります。何か商品を買って、それを翌月に一括で返済するとか、あるいはリボルビングで何回かに分割して返済するとか、高額な商品の場合にはノンバンクでローンを組むこともあります。

 

それから、自動車ローンなどもそうですが、そういった返済を一度たりとも遅延しないという心掛けが必要になってきます。

 

もし遅延が起きてしまうと、その遅延の度合いにもよりますが、信用情報に遅延があるということが記録されてしまいます。それが記録されてしまうと、銀行が個人信用情報を見にいった場合、「過去にこういった事実があります」というのが開示されてしまいます。

 

そうすると、住宅ローンの審査に悪影響を与える可能性が出てくるのです。

 

ということで、個人信用情報というのがあって、住宅ローンを借りる場合に、銀行に借りられるかどうかを打診すると、銀行はこの個人信用情報を見にいくのだということを頭に入れておいて下さい。

 

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以上をまとめると…

 

住宅ローンを借りる場合には、信用情報という個人情報を銀行は見にいくということ。そして、お金を借りたければ、この個人信用情報を傷つけないような努力をする必要があるということです。

 

 

個人信用情報機関の開示請求の方法とは?

 

あなはたこれまでに、自分の個人信用情報を見たことがあるでしょうか?

 

おそらくほとんどの方がないと思います。そもそも見にいく必要がないからです。ただし、家を買う場合には、何千万円という大きなお金を借りることになりますので、銀行は必ず信用情報機関に、あなたの個人信用情報を開示して確認することになります。

 

ちなみに、銀行があなたの個人情報を見にいけるのですから、当然、あなた自身、ご自分の個人信用情報を開示請求して見ることができます。

 

つまり、あなたの個人信用情報をあなたが見るということも可能なのです。私も自分の個人信用情報の開示請求をしたことがありますが、勉強のためにも一度やっておくのもよいと思います。

 

この個人信用情報を管理している機関というのは、大きく3つの団体があります。まず1つ目は、銀行系のローンの信用情報を主に管理している機関があります。ここに個人情報が登録されています。

 

2つ目は、同じ個人情報でも、どちらかというと、クレジットカードとの取引を中心に信用情報の管理をしている機関があります。

 

3つ目は、クレジットカードに似ていますが、消費者金融等を専門にしたお金の貸し借りを情報管理している機関です。

 

かつての“サラ金”、今ですと、無人のボックスに入って一通りの手続きをして審査に通ると、その場ですぐにお金が借りられるいわゆるキャッシング、カードローンなどのノンバンクです。

 

あなたが家を買う場合、住宅ローンを検討している銀行で申し込みをすると、どこの銀行も信用情報が登録されている上記3つの機関のサーバーにアクセスして、あなたの個人信用情報を見にいきます。

 

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ですから、逆に言うと、あなたがあなたの個人信用情報を知りたいと考えたら、この3つの機関にそれぞれ出向いて、自分の個人情報を開示して下さいと請求すると、その場で情報が全部出てきます。

 

ただし、これは本人であることの証明ができなければいけないので、運転免許証やパスポートなど顔写真付きの公的証明書が必要になります。それと三文判で構いませんが、シャチハタでない印鑑を持っていきます。

 

なお、場合によってはそれ以外の書類を求められるケースもありますので、事前に個人信用情報機関に電話して必要書類を確認することをおすすめします。

 

 

個人信用情報機関で開示請求はおすすめ!

 

信用情報機関の場所は、東京駅の近くや新宿駅の近く、飯田橋など団体によって点々としてあります。

 

ただ、そもそも信用情報機関にはどういったところがあるのかを調べたい場合は、インターネットで「信用情報機関」とか「個人信用情報」などのキーワードで検索するとすぐにヒットします。

 

そのホームページを見ていくと、個人信用情報の開示方法などが記載されていますので、必要があれば電話をして、受付が何時から何時までかなのも調べて、本人を証明できる書類や印鑑などを持って行ってみて下さい。

 

有料なので500〜1,000円程度の手数料がかかりますが、一度自分の信用情報を自分で開示してみることをおすすめします。思いもしない記録が残っているケースもありますからね。これは事故というよりは、忘れ去っているようなカードが登録されていたりということです。

 

そして、調べて不要な情報があったら、カード会社などに連絡をして「もうこのカードは使っていないので解除したい」といった感じで手続きをしていけば、そういった情報は消えます。

 

とにかく、今の時点で「自分のどのような情報が登録されているのか」というのを自分が知っておくのは良いことだと思います。

 

ということで、個人信用情報機関の開示請求の方法、これは本人ができますので、一度自分の信用情報の開示請求をしてみることをおすすめします。

 

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