住宅ローン事前審査落ちた理由|通りやすい審査基準の銀行あり!

 

 

住宅ローン事前審査落ちた理由

通りやすい審査基準の銀行あり!

 

 

今回は、住宅ローンの借入審査についてのお話です。現在借金がある、もしくは過去にキャッシングなどで延滞事故を起こしたことがあると、住宅ローンが借りられないことがよくあります。

 

住宅ローンを組む前には、当然、銀行の事前審査があります。この事前審査に落ちてしまう理由は、大きく2つあると言われています。1つは、物件自体に問題があるケースです。もう1つは、借りる人その人自身に問題があるケースです。

 

今回は、借りる人その人自身に問題があるケースについて詳しく説明していきます。

 

借りる人本人に問題がある場合としては、そもそも借入額に対して収入が足りないとか、勤務形態が不安定だとか、健康面に不安があるなど、そういった要素ももちろんあるのですが、一番問題になるのはやはり過去の借金の事故と現時点の借金の状況になります。

 

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現在の借金で事前審査に落ちた理由とは?

 

まず現在の借金については、お金を借りているという状況だけが借金ではないという点には注意が必要です。というのは、お金をキャッシングのような形で借りていないとしても、例えば、車のローンが残っている場合には、これは十分借金とみなされます。

 

また、クレジットカードで商品を分割払いやリボ払いで購入している場合も、残りの金額が借金とみなされます。

 

もちろん、これらがあるからといって、すぐに住宅ローンの事前審査に落ちるという話ではありませんが、融資額が減らされる可能性があります。

 

例えば、借入金額として1,000万円借りたいという時に、車のローンやクレジットカードの分割払いの残りの合計が200万円あったりすると、800万円(1,000万円−200万円)までしか借りられないということがあります。

 

実際に減額される金額は、返済比率など支払額から逆算した内容で計算されることが多いので、単純に借金している分が減らされるということではありません。

 

ただ、他の借金があると、その分不利になるのは間違いありません。ちなみに、他の借金が大きすぎると、そもそも住宅ローンを借りることができないということもあり得ます。

 

ですから、現時点で借金がある場合には、いくらくらい借金があるのかを把握することが大切です。そして、他の借金が大きすぎる場合は、先のその分を返済してしまうことを検討してみて下さい。

 

例えば、本来はマイホーム購入の頭金としてとっておいた資金で、カードの分割払い・リボ払いを一括で返済してしまうとか、車のローンを返済してしまうなどです。

 

ただ、どの対策が一番効果があるのかについては、ケースバイケースになりますので、不動産会社やファイナンシャルプランナーなどに相談されるとよいと思います。

 

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過去の借金で事前審査に落ちた理由とは?

 

過去の借金の事故履歴があるせいで、住宅ローンの事前審査に落ちてしまうことがあります。これも本人が気がつかないまま、返済事故になっているケースもあったりします。

 

特に7〜10年くらい、銀行は過去の事故を調べるのですが、あまりにも古い事故の場合には、借りている本人がそのことを忘れていたりします。

 

なので、少しでも思い当たるフシのある方は、一度自分で調べてみることをおすすめします。

 

その調べ方については、有料になりますが、今は比較的簡単に調べることができます。よく使われているのはCIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)と呼ばれる、過去の借金の事故や記録を保存している団体です。

 

こちらは本人であれば、自分で申請をしてパソコンやスマートフォンで過去の事故や履歴をチェックすることができます。

 

特に結婚していて、本人は過去に借入れの事故を起こしたことがあって、相手には内緒にしていて、しかもその情報を知られたくないという場合には、早いうちに自分の信用情報をチェックしておく方がよいと思います。

 

ちなみに、借金返済の事故があっても、本人が気が付いていないというケースもあります。最近多いのは、携帯電話の機種を分割払いで支払って、その支払いが滞ったために事故と見られてしまうケースです。

 

これは、携帯料金(通信料)の支払いが滞ったのではなく、携帯電話の売買代金を分割で買っていて、その分割料金の支払いが滞った、つまり返済が遅れたとみなされるからです。これも広い意味で言うと、借金の返済の遅れ、返済事故と同じと捉えられるのです。

 

このようなケースも、先ほどのCICのような機関に事故履歴として残ることがあり、この事故履歴があるとそれだけで住宅ローンの審査に通らないという銀行もありますので注意が必要です。

 

これについては金額は関係なくて、単に事故履歴があるというだけでマイナスになることもありますし、それだけで銀行によっては審査に落ちたということもあります。

 

もしCICなどで調べてみて事故履歴があった場合には、まずは不動産会社やファイナンシャルプランナーに相談してみるとよいと思います。

 

 

通りやすい審査基準の銀行あります!

 

返済事故があったら、もう全く住宅ローンが借りられないのかといったら、必ずしもそうではありません。

 

これは銀行によっても審査基準がそれぞれ異なりますし、融資条件は変わるけれど審査自体はOKという銀行もあるからです。つまり、通りやすい審査基準の銀行があるということです。

 

具体的には金利です。例えば、本来なら優遇金利で1%以上安く借りられるものが、その優遇がなくてもよければ貸しますよということがあります。または、別に保証人を付けてもらえばだ丈夫ですよとか、色々な条件によって問題をクリアすることもできなくはないです。

 

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