住宅ローン変動金利は今後の推移・見通しで選択!

 

 

住宅ローン変動金利

今後の推移・見通しで選択!

 

 

住宅ローンの金利については、3つの選択があります。1つは変動金利、2つ目は固定選択型金利、3つ目は固定金利です。この3つの金利の中から、あなたが住宅ローンを借りるときに選んでいきます。

 

今、変動金利を選んでいる人が非常に多いです。なぜかというと、変動金利自体が安定しているような感じなのですが、そこから優遇金利が1.5%とか1.7%とか付いてくると、実質1%を切ってしまうという現実があるからです。

 

私がこの業界に入った頃から考えると、信じられないくらいの低金利です。ですから、今、固定金利を選択する方というのは非常に少ないです。ただ、固定金利を選択するメリットは、安定性があるということです。

 

例えば、ある程度自己資金をたくさん用意して住宅ローンを抑えた形で借りる方は、比較的短期間の固定金利を選択すると、金利の変動を気にしなくてよく安心できるのでおすすめです。

 

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もし、変動金利で最長35年ということを選択する場合には、入口は非常に金利が低くて優遇金利もあってメリットがあるのですが、途中経過がどうなるかわかりません。

 

なので、その金利の推移や動向、特に4月と10月の金利の発表時には、それをチェックすることを意識しておくことが大切です。そして、その時にどのように対応していくか、先の見通しを考えておくのも重要です。

 

 

今後の金利の推移・見通しに注意!

 

バブルが崩壊してから、平成7年に変動金利が2.625%という数字になりました。そこから変動金利の推移・見通しがどのようになったかというと、多少の変動はありました。実際、金利がちょっと上がりそうだなと思った時に2.875%まで上がっています。

 

ただし、およそこの20年間で変動金利の幅は、実質0.5%しか変動していません。私自身、この期間に変動金利を利用していて大きな影響も受けましたが、それほど大きな痛手を負ってはいません。なぜかというと、私の場合は、優遇金利が1%あったからです。

 

その期間、何度も「金利は上がる」と評論家など世の中では言われていましたが、実際には0.5%しか変動していませんでした。

 

もちろん、この先の金利の推移・見通しがどうなるのかというのは、私にも誰にもわかりません。ですから、変動金利を選択した場合は、4月と10月の半年ごとの金利の見通しを見据えながら、長期で見るよりも短期的な目線で見るのがベストだと思います。

 

ということで、金利の選択をどこで見ていくのかというのは、あくまでも個々人の判断になってきます。今、住宅ローンの変動金利を選ぶ方が多いですが、今後の推移・見通しをチェックしながら判断するようにしたいです。

 

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住宅ローン変動金利を今後の推移・見通しで

選択する方法とは?

 

住宅ローンの変動金利で、多くの方が悩まれるポイントについてのお話しです。

 

変動金利は当初はいいのだけれど、その後、返済期間35年という中で、10年後、20年後に金利が変動した場合、どうなってしまうのだろうという不安になるようです。ですが、10年後、20年後の金利というのは、誰にも予測できないことなのです。

 

ただ、金利1%上がった時、あるいは0.5%上がった時、そういった場合のシミュレーションをしておくことによって、返済額を事前に把握することは可能です。例えば、住宅保証機構株式会社のサイトでは、こうしたシミュレーションが簡単にできるようになっています。
 ↓↓
住宅ローンシミュレーション「返済額の計算」

 

では、このサイトを使って、具体的に段階的に金利が上昇した場合の、返済額のシミュレーションをしてみたいと思います。

 

借入希望は4,000万円、返済方法は元利均等、返済期間は35年、金利タイプは変動金利、当初の金利は0.775%(10年)、10年後に1%、20年後に1%金利が上がると仮定して計算してみます。

 

以上のように、10年おきに1%ずつ金利が上がると想定して入力してみました。今現時点の変動金利が0.775%ですから、10年後は1.775%、20年後は2.775%です。

 

この条件で「試算実行」ボタンを押してみます。すると、当初10年間は108,768円、金利が1%上がった10年後は122,472円、さらに金利が1%上がった20年後は125,562円という数字が出てきました。

 

こういった形でシミュレーションしてみて、20年後の125,562円が無理のない金額であれば、変動金利を選択してもそれほど大きな失敗なく判断できると思います。

 

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ただし、これはあくまでも想定ですから、どのように金利が変動するか、変動金利の今後の推移・見通しはわかりません。ここでは、仮のケースを出しましたが、金利が上がってその後下がるということもあり得ます。

 

ですから、変動金利を選択した場合は、定期的に今後の金利の推移・見通しをチェックするというのが大きなポイントになってきます。ぜひあなたもこのサイトを使って、あなた自身の数字で確認してみることをおすすめします。

 

 

住宅ローン変動金利は今後の

推移・見通しで選択!まとめ

 

上記のようなシミュレーションサイトで、10年ごとに金利が数%アップした場合をシミュレーションしてみると、最終的な返済額が一目瞭然にわかりますから、きっと将来的な返済計画も見えてくるはずです。

 

ちなみに、ここでは将来金利が上がった時のことを想定していますので、金利が下がるということもあると思います。

 

ただ、私たちにとっては、金利が上がった時のリスクが一番大きいですから、そこを事前に把握しておくのは非常に有益だと思います。

 

ということで、変動金利の10年後、20年後というときに、金利を1%ずつアップした場合の数字を見ることによって、将来の先読みができます。

 

特に変動金利を選択した場合は、ぜひ先ほどのシミュレーションサイトを活用して、将来の不安を多少でも和らげる材料にしていただけたらと思います。

 

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