住宅ローンの提携ローンに注意!

 

 

住宅ローン提携ローンに注意!

目先の損特より王道で!

 

 

家を買う場合には、1つ注意しなければいけないことがあります。おそらく住宅を買う場合、不動産会社の方から「提携しているこんなローンがありますよ」という提携ローンの話があるはずです。

 

その時に出てくる金利は、ほとんどの場合、おそらく変動金利だと思います。つまり、一番安い金利が出てくるわけです。普通なら安い金利が出てきたら嬉しいわけですが、実はこれは安い金利ではなくて、今後高くなる可能性のある安い金利なのです。

 

固定金利は、今は高いかもしれませんが、これは今後高くならない金利です。

 

なので、変動金利で計算して20年、30年で返済できますよというような話を聞いても、これは今の一番安いギリギリのところで計算しているわけです。将来金利が上がることは間違いないですから、その時に非常に苦しい思いをすることになるのです。

 

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ですから、まず最初に出てきた提携ローンの金利を見て、変動なのか固定なのか、どういう金利なのかを確認してください。

 

まずたいていは変動金利で提案されるはずですから、そういう場合は、その場はその場でおさめて、その後他の利害関係のないファイナンシャルプランナーなどに相談してみることをおすすめします。

 

ちなみに、そこにもファイナンシャルプランナーはいるかもしれませんが、その人は業者と利害関係がありますから、相談しても意味がありません。

 

利害関係のない人に、きちんと変動金利や固定金利など色々な状況を説明して、セカンドオピニオンという形で、別の意見を聞いてみることをおすすめします。そうしないと、不動産業者の言われるままにやってしまうと、後で返済できないという事態にもなりかねません。

 

 

提携ローンは選択肢がない?

 

住宅ローンはどのルートから申し込まれることが多いと思いますか?

 

ある統計によると、住宅ローン販売会社からローンが持ち込まれるケースが約4割くらいだそうです。ただ実際には、実数としてはもっと多いようで、ある大手銀行などでは、約9割が業者から持ち込まれる案件だそうです。

 

つまり、ほとんどが住宅の販売業者の方から持ち込まれるもので、その量は相当に多いということです。

 

いずれにしても、住宅販売会社の方から持ち込まれるものは、「これでいかがですか」とおすすめされるものですから、一見楽でいいようにも思えるます。ですが、やはりこちらにはあまり選択権がないということですから、ベストではないと言えます。

 

ということで、自分自身でもそういった感覚を養っておかないと、言われるままに契約してしまうことにもなりかねません。実際にもそういうケースが圧倒的に多いですから、提携ローンには注意が必要です。

 

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住宅ローンは目先の損特より王道で!

 

家を買う場合、住宅ローンの損得に目を奪われる人が多いです。ただ、あまりそこばかりに気を奪われないよう注意したいです。実際そこで、損か得かというのを数字で出されるとわかりやすいですからね。

 

「どういうものにいくら」とか「金利が○%」とか「保証料や手数料がいくら」とか、色々と数字があるわけです。

 

そういったもので比較すると非常にわかりやすいのですが、そういうものばかりに気を奪われてしまうのは、あまりよろしくありません。そもそもそういったものは、国や販売会社、住宅ローンの金融機関などが政策的にやっているわけです。

 

国であれば、住宅をどんどん売って景気を良くしたいということで、住宅ローン控除を色々いじくったりします。また、販売の方では、より住宅ローンを借りて欲しいということで、キャンペーンをやったり、金利優遇をやったりと色々なことをやるわけです。

 

どちらも政策的に動いているところがありますので、そういったものにあまり右往左往するのはよくありません。

 

ですから、良い物件をきちんと探すということと、目先の損得論ではなくて、「こういうタイプのローンがいいでしょう」というような王道的な住宅ローンさえきっちり押さえておくことが重要です。つまり、あまり目先の細かい損得に走るというようなことは必要ないということです。

 

 

住宅ローンは自分に合ったものを選ぼう!

 

住宅ローンを組む場合には、その人に合ったローンを組む必要があります。こういった話は一般的にはあまりされませんが、割と重要です。

 

例えば、住宅ローンを組むときに、頭金がたっぷりある人、つまり貯金をしてきた人と、頭金がほとんどない人とでは、やはり経済感覚が違います。今後も貯金ができていく人と、今後もギリギリで生活していく人にも分れてくるかもしれません。

 

また、経済状況に明るいかどうかということも影響します。金利の変化や株価の変化など、こういう経済状況に敏感なのか疎いのか、そういうことによっても、借りた住宅ローンのタイプによっては、早く感知できる人とそうでない人がいます。

 

というように、その人によって、住宅ローンは選ばなくてはいけないのです。つまり、ただ物件だけとか、金利だけというのではなくて、その人の今後の見通しも加味して住宅ローンは選ぶ必要があるのです。

 

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