住宅ローン審査通らない理由|通ったらそれでいいの?

 

 

住宅ローン審査通らない理由とは?

審査に通ったらそれでいいの?

 

 

住宅ローンを利用する場合は、その審査に通らないと家を買うことができません。なので、審査に通ることも大切です。ですが、意外に見落としていることで審査に通らないということがあります。どういうケースかというと…

 

最近は、携帯電話やスマホの引き落としができていないというケースが多いようです。携帯電話やスマホについては、最近は分割で買う人が多いですが、これは立派なローンです。

 

請求は通話料と一緒にきますが、その時に「携帯電話やスマホ代を引き落とすお金が入っていなくて、引き落としできないまましばらく放っておいた」、これが引っかかって審査が通らないということがあります。なので、携帯電話やスマホの代金はきちんと支払うようにして下さい。

 

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あるいはクレジット払いにしておくというのも1つの手です。ただ、クレジット払いにしておいた場合は、もちろんそれもきちんと支払わないといけません。クレジットカードの引き落としができなかったという理由で、審査に引っかかるケースもあるからです。

 

それから、年金を支払っていないケースです。例えば、国民年金は20歳から払わなければいけないわけですが、学生だったので払っていなかったとか、何らかの理由で払っていないという場合に、審査で引っかかることがあります。

 

あとは、住民税やクルマの税金を支払っていないケースです。これで引っかかるケースもあります。

 

以上のようなことがあると、いくら年収が多くても、借入額が少なくても、信用がないということで審査に通らないことがあります。

 

ですから、これから家を買おうと考えている人は、住宅ローンの審査にかける前に、支払っていない年金や滞納している税金があったら支払っておいた方がいいです。

 

 

気付きにくい住宅ローン審査通らない理由は?

 

クレジットカードのキャッシング枠が理由で、住宅ローン審査に通らないケースがあります。

 

なぜかというと、クレジットカードのキャッシングというのは、ATMにクレジットカードを入れて手軽にお金を引き出せるわけですが、これがすでに借りているものとみなされてしまうからです。

 

つまり、キャッシング枠があるクレジットカードをたくさん持っているという理由で、住宅ローンの審査に通らないということもあるのです。なので、住宅ローン審査の前に、使っていないクレジットカードはすべて解約するようにして下さい。

 

また、使っているクレジットカードについては、キャッシング枠を使わないのであれば、キャッシング枠を外してしまうようにして下さい。

 

キャッシング枠の外し方については、クレジットカードの裏に電話番号に電話して、キャッシング枠だけ取って下さいと伝えるだけでOKです。

 

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病気で住宅ローン審査通らない理由とは?

 

重い病気になったりしていると、住宅ローンの審査に通らない場合があります。なぜかというと、フラット35以外の住宅ローン、すなわち銀行などが行っている独自の住宅ローンというのは、ほぼすべて団体信用生命保険への加入が条件になっているからです。

 

団体信用生命保険というのは、住宅ローンの借主が万が一亡くなったり、高度障害と言われる重い障害を患ったりしたときに、住宅ローンの支払いを免除してくれる保険です。

 

この保険に加入することが、住宅ローンの審査に通る、いわゆる融資をする条件になっていることがほとんどです。

 

ですが、これは保険なので健康状態を問われるのです。あなたが入っている生命保険でも、加入時に健康状態を告知したり、病院に行って診察を受けたりしたと思います。

 

それと同じように、団体信用生命保険に加入するには、健康状態を告知する必要があるのです。

 

この際に、何か重い病気にかかっていたりすると、審査に通らない、要するに「団体信用生命保険に入れないので融資ができません」と言われてしまうのです。

 

ですから、これから家を買おうと考えている人は、お金の面をきちんとしておくことももちろん重要なのですが、健康維持についても気をつけるようにして下さい。

 

もし重い病気になったりしたら、団体信用生命保険に加入できなくて審査が通らないというケースも考えられるからです。

 

ただ、フラット35を借りる場合には、団体信用生命保険の加入は任意なので、入らなくても借りることは可能です。ただし、団体信用生命保険に加入しないという選択をする場合は、住宅ローンを手当てする保障がないということは理解しておく必要があります。

 

病気で団体信用生命保険に加入できないから審査に通らないという対策として、フラット35に申し込んで団体信用生命保険には加入しないという選択もありますが、その場合は保障がないという状態になってしまいますので注意が必要です。

 

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ということで、お金のことをきちんと考えておくのと同時に、健康面についてもしっかり整えておくことをおすすめします。

 

 

住宅ローン審査に通ったらそれでいいの?

 

住宅ローンを借りるためには、住宅ローンの審査に通らなければなりません。そこで「住宅ローンの審査は通るだろうか」とか「大丈夫かな」というように不安になる方もいます。ただ、住宅ローンの審査に通ればそれだけでいいのかというと、そうではありません。

 

どういうことかというと、銀行あるいは住宅ローンを貸す金融機関というのは、あなたの年収や借入れする金額から計算して、“住宅ローンを返済できるかどうか”というところを判断しているにすぎないからです。

 

「この収入でこの借入額だったら返済は問題ないだろう」ということは考えてくれるわけですが、「あなたが住宅ローンを払いながらきちんと生活して、貯蓄も十分にしていけるだろう」という判断をしてくれているわけではないのです。

 

つまり、住宅ローンの審査に通ったからといって、住宅ローンの返済をしながら生活も問題なく、貯蓄も将来に向けてしっかりやっていけるという確証、お墨付きをもらったわけではないということです。

 

あくまでも銀行など金融機関側は、住宅ローンの返済は大丈夫だろうという判断をしたというだけなのです。

 

なので、「住宅ローンを支払いながら、カツカツになったり、生活がボロボロにならずに、きちんとした生活を送って、しっかり貯蓄もできる」という判断はあなた自身がする必要があるのです。

 

というわけで、住宅ローンの審査に通ったからといって、それですべて大丈夫というわけではないということには注意して下さい。

 

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住宅ローン審査に通ったらそれでいいの?

具体的には?

 

あなたもそうだと思いますが、ほとんどの方が家を買う時に住宅ローンを利用します。「果たして私は、住宅ローンの審査に通るのだろうか?」というところが一番気になるところだと思います。

 

当然、住宅ローンの審査に通らなければ家を買うことができませんから、審査に通るかどうかというのは重要です。

 

とはいえ、審査に通るかどうかというのは、あまり考える必要はありません。それよりも、「きちんと返済していける金額なのかどうか」ということを一番に気にするようにして下さい。つまり、「支払っていける金額なのかどうか」という観点で、借入額を考えるようにして下さい。

 

なぜかというと、審査に通るということは、あなたがきちんと住宅ローンを返済していって、お金もしっかり貯められて、普段の生活も問題なくできて、学費なども支払えて…、ということのお墨付きをもらえたわけではないからです。

 

あくまでも銀行など金融機関側は、「住宅ローンくらいは支払えるでしょう」という判断をしているだけなのです。それくらいに考えておいたほうがいいです。

 

例えば、年収が500万円の人がいたとします。この人はフラット35で計算すると4,500万円まで貸してくれるとのこと。すると、この人は「4,500万円まで借りられるんだ」と思うわけです。そこで、4,500万円を借りてもいいのかというと、それはまた話は別です。

 

年収が500万円というと、手取り年収でおよそ400万円くらいです。月に直すと約33万円(400万円÷12)です。4,500万円借りて月々の返済額がいくらになるのかというと、約145,000円です。

 

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これに固定資産税がかかりますので、それが約10,000円だったとして約155,000円(145,000円+10,000円)が家のお金として消えていくわけです。

 

ということは、残り175,000円(330,000円−155,000円)で生活をして、貯金もして、教育費を支払ってということになります。

 

こうして計算してみると、少しきついような気がします。でも住宅ローンの審査には通るので、お金は貸してくれるわけです。この例を見てわかるとおり、審査に通ればそれでいいというわけではないということなのです。

 

ですから、住宅ローンの審査に通るかどうかだけではなくて、あなた自身が返済していける金額なのかどうかという観点で、住宅ローンの借入額というのは考えるようにして下さい。

 

ちなみに、審査に通るかどうかについては、あなたが返済していける金額であれば、ほぼ通らないということはありませんので安心して下さい。

 

過去にクレジットカードの延滞がたくさんあるとか、債務整理をしたとか、自己破産をしたとか、そういった特別な事情がない限り、返済していけるだろう金額に設定しておけば、「あなた、少し借入額が多いですね」ということで審査に通らないということはまずないと考えおけば大丈夫です。

 

ということで、審査に通るかどうかではなく、返済できる金額かどうかという視点で、借入額は設定するようにして下さい。

 

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