FXレンジ相場攻略手法|為替市場でレバレッジはハイリスク?

 

 

FXレンジ相場攻略手法とは?

為替市場でレバレッジはハイリスク?

 

 

過去に上手くいった手法を用いるのは誰もがやっていることなので、それ自身が間違っているとはいえないのですが、相場に絶対はないということは常に頭に入れておきたいです。

 

信じてよいのは目の前で起こっている事実であり、価格そのものの値動きなのですから。まさに「相場のことは、相場に聞け」です。

 

なので、相場の値動きが自分の予想とは反対方向に行きそうになったとしたら、それはすでにその時点で別のシナリオが走り出していると考えるのが無難です。

 

 

相場に絶対はない!

 

やるべきことは、一旦損切りして、再び出直すことです。相場に意地は禁物という言葉がありますが、まさに自分の予想や専門家と言われる人の助言にこだわり過ぎないようにしたいです。

 

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プロとか専門家と呼ばれる、立派な肩書を持ったアナリストや評論家はたくさんいます。そういった人は、色々な理屈を組み合わせて自信を持って相場観を述べるわけですが、相場が反対方向に行った途端に、まったく違うことを言っていたりするのはよくあることです。

 

実際、アナリストたちは相場予想を外しても、一切責任を取ってくれません。これらは、参考にする程度にしておいた方がよいです。

 

一方、チャートにだって多くのダマシがあるわけです。これは、チャート自体は、あくまでも過去の価格の軌跡でしかないからであり、過去のレートと現在のレートを比較して相場を語っているだけだからです。

 

上にブレイクしたと思って買ってみたら、高値づかみになってしまった、下にブレイクしたと思って売ってみたら、安値づかみになってしまった、ということもよくあります。こういったときには、大きな損失を抱えてしまいがちです。

 

ですが、それを回避するには、やはり損切りだけなのですよね。当初の目論見と違う値動きをしていたら、すぐに逃げるべきなのです。

 

その場面では何ポイントかの損失を出してしまうわけですが、今後儲けられる利益に比べれば、どうってことはないはずです。なので、躊躇しないで損切りして逃げるようにしましょう。

 

 

レンジ相場攻略手法とは?

 

相場というのは、ほとんどがある一定の狭いレンジの中で行ったり来たりしているものなのです。そして、こうした狭いレンジの中で、何度も行ったり来たりした後、突然レンジをはみ出すと新たなステージを迎え、そこで再び新たなレンジを形成するのです。

 

レンジをブレイクして行くような大相場というのは、全体の5%もないと言われています。つまり、残りの90%以上のレンジ相場において、どのようなトレーディングをするのかが非常に重要になってくるわけです。

 

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このレンジというのは常に移り変わっていくものですが、自分が参入しようとしている相場のレンジが現在どこにあるのかを認識する必要があるわけです。

 

そのためにも、ネックラインをいち早く見極めることが大切になってきます。デイトレードを行う際にも、当然、このレンジ相場と上手く付き合うことが重要になってくるのです。

 

レンジ相場と上手く付き合えるようになれれば、強力な武器(攻略手法)になりますからね。

 

実際やってみると、少ない労力で思った以上の利益を得られることもあります。ちなみに、レンジがどこからどこまでかを見極めるのは非常に難しいことでもあります。そんなときには、テクニカル分析でチャートを活用したいです。

 

 

為替市場に取引所はないの?

 

FXというのは、正式名称であるForeign Exchangeを略したものです。Foreignというのは「外国の」という意味で、Exchangeというのは「交換」とか「取引」といった意味であり、ここから、FXは外国為替取引を表す言葉になっているのです。

 

ちなみに、単に外国為替取引と言ったら、海外旅行をする際の通貨の両替とか、外貨預金のように直接的な現金の交換取引になります。

 

言葉にすると難しく感じるかもしれませんが、要するに、海外旅行に行くとき、空港で円をドルに両替しますよね。あるいは、海外旅行から帰国したときに、残ったドルを円に両替したりしますよね。まさにこれこそが「外国為替取引」なんですね。

 

難しいことはよくわからないという人でも、円高になれば海外旅行が得だという感覚はあるのではないでしょうか?海外旅行をしなくても、輸入品が安く買うことができるというイメージはあるのではないでしょうか?

 

こうして考えてみると、外国為替取引というのは、思っていた以上に身近な存在であるということがわかっていただけたのではないでしょうか。

 

ただ、FXの場合は、上記のような意味とは別に外国為替証拠金取引を意味しているのです。つまり、少額の証拠金を使って、その何倍もの取引ができる金融商品ということです。

 

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それから、FXにもExchange(交換)という用語が含まれているわけですが、為替取引の場合は、証券取引所のような実際の取引所はありません。でも、ニュースなどを観ていると、東京市場がとかNY市場がなどと言ったりしていますよね?

 

これはどうしてなのかと言えば、これらは最もマーケット参加者が集中している時間帯の国や地域を便宜的に表現しているだけなのです。なので、仮に東京市場と言ったとしても、日本以外の国、例えば、米国やオーストラリアなどの国々も当然参加しているわけです。

 

 

なぜFXはハイリスク・ハイリターンと言われるの?

 

FXはリスクが高いから危険だとよく言われています。

 

これは、やはりFXが証拠金取引だからでしょうね。取引のための証拠金が総代金の10%だった場合には、証拠金だけを預けて取引を開始すると、10倍のリスクを負担することになりますが、同時に10倍のリターンを享受することも可能なわけです。

 

こうしたことが、証拠金取引はハイリスク・ハイリターンと言われる所以なのかもしれません。

 

とはいえ、取引量が同じ場合を考えてみてください。その場合、それが総代金の取引であったとしても、証拠金の取引であったとしても、その損益額は変わらりません。つまり、同じ量の取引でしたら、リスクもリターンも同じなのです。

 

なので、証拠金取引においては、投下資金と取引量のバランスが重要になると言えるのかもしれません。証拠金というのは、あくまでも取引のために預け入れる保証金の最低ラインです。つまり、規定されている証拠金以上の金額を預け入れても全く問題ないです。

 

注意しなくてはいけないのは、取引量が増えれば増えるほど、あるいは証拠金以外の余剰金が少なくなればなるほど、ハイリスク・ハイリターンの取引になってしまうということでしょう。

 

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レバレッジとリスクの関係は?

為替市場でレバレッジはハイリスク?

 

レバレッジというのは、Lever(てこ)から派生した言葉ですよ。理科の時間に習ったあの「力点」とか「作用点」の「てこ」のことです。なので、その意味も、てこの力を効かす、すなわち、借入金による投機という意味になるわけです。

 

もう少しわかりやすく言うと、小さな力で大きなものを動かすという意味から派生して、少ない資金でそれ以上の運用を行う、といった感じでしょうか。

 

具体例を挙げるとさらにわかりやすいかもしれませんね。例えば、レバレッジが10倍であれば、1万円の証拠金で10万円分の取引ができるということになります。

 

このレバレッジを使えば、高い収益を得ることができるわけですが、同時にそれだけリスクも高くなるわけで、大きな損失となる可能性もあるわけです。

 

なので、レバレッジのメリットである、自己資金以上の取引が可能であるということと、デメリットである、損失が大きく膨らんでしまうということを、十分に検討した上で取引することが重要です。

 

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