引き続き、「健康カプセル!ゲンキの時間」の後半部分のレポートです。再び、
「最新研究!水素の効果とは?」
「抗酸化作用があり、身体のサビを予防することができる様々な野菜。」
をテーマに番組は続いていきました。
ここで、今注目の抗酸化作用を持つ飲み物、そして、大田先生もそのパワーを認めるその飲み物として、水素が入ったお水、水素水が登場します。
実はこの水素水、アメリカの医学誌「ネイチャーメディシン」に掲載され、世界的に注目されている抗酸化飲料なんです。これまでに挙げられた抗酸化に関する論文は、実に400例もあるのだとか。
水素水を飲むと、活性酸素、身体のサビはどれぐらいとれるの?
番組では、深沢さんが、水素水をコップ一杯飲んだ1分後に、先程の『あら元気』で測定してみると、85mv→58mvに数値が減少していました。ずい分下がりましたよね。深沢さんは「すごい下がった、水だけで」と、とても喜んでいました。
さらに、先程の3人の元気チャレンジャーにも水素水を飲んでもらい測定すると…。
結果は、千葉さん(53歳)72mv→60mv、木戸さん(58歳)52mv→37mv、矢野さん(48歳)47mv→39mvとなりました。3人とも数値が下がり、木戸さんと矢野さんは、40mv以下の正常値まで下がりました。
なぜ水素で唾液の酸化度が下がったんでしょうか?
大田先生によると、悪い活性酸素と反応して水になるからだそうです。
これは、すごい単純な話で、水素はとても小さいので、身体の隅々にまで入っていけるので、非常に効果があるのだそうです。つまり、水素は体内に取り込まれると、活性酸素と結合し、身体に害のない水に戻るということなんです。
さらに注目すべきなのが、水素の大きさですね。水素は宇宙一小さな物質です。そのため体外からの物質が届きにくい脳や子宮などにも取り込むことができ、身体中の活性酸素を取り除いてくれるのです。大田先生は、次のようにおっしゃっていました。
「今、色々なところで、病気に対して、臨床試験というか、人に対する試験というのが始まっているんですね。ビックリするぐらい良い結果が出ているんですね。」
つまり、水素によって、身体のサビを予防するだけでなく、その高い効果で病気を治す研究も進められているということなんですね。
水素水はアトピー性皮膚炎改善にも!
次に、子供のころからアトピー性皮膚炎に悩まされていたという、野山さんという女性が登場しました。野山さんは、水素の研究に協力してきたそうで、その体験談を聞くことになりました。
長年、アトピー性皮膚炎に悩まされていた野山さん。炎症の範囲は全身に及び、そのせいで、周囲の目が気になる毎日だったそうです。夏でも長袖を着ていたといいます。野山さんは次のようにおっしゃっていました。
「基本的には皮膚科に行って、お薬をもらって、結果は、そんなに良くはならなかったです。」
「基本的に、良くなったり悪くなったりの繰り返しで、改善することはあまりなかったです。」
どうにかして治したいと、これまで訪れた病院の数は、何と7軒だそうです。
「しかし、一向に良くなりませんでした。特にひどく炎症していたのが腰の部分。ところが、水素を用いた治療をしたことで、ツルツルの状態になったんです。」
その治療で使ったものを見せてもらうと妙な形の機械が出てきました。アトピー性皮膚炎を緩和するために使用したというこちらの機械、これは水素水風呂を作る機械だそうです。
野山さんは、この水素発生装置を使用した水素風呂でアトピー性皮膚炎を改善させたとのこと。
アトピー性皮膚炎の原因の一つは、炎症の要因となる増えすぎてしまった活性酸素と言われています。その活性酸素を除去する水素風呂の効果で炎症が緩和したと言うのです。野山さんは嬉しそうに、次のようにおっしゃっていましたよ。
「最初に効果がみられたのは、2日目、3日目ぐらいから自分の中で変わっているというのがわかって、1か月毎日続けた時には、水素水の効果が出ているんだなと思いました。」
水素風呂の効果は?
野山さんが水素風呂に出会ったきっかけは、順天堂大学の漢方外来だそうです。ここで、研究段階という説明があった上で、水素風呂を勧められたんだそうです。野山さんを担当した韓先生に水素風呂について伺うと、先生は、次のようにおっしゃっていました。
「元々、飲む方の水素水の臨床実験をやっていたんですけれど、飲む方は体内の方からですけれども、お風呂の方に関しては、直接皮膚から水素の抗酸化作用を活かして何かできないかということで、提案させていただきました。」
水素は、宇宙一小さい物質なため、外からでも体内に入ることが可能です。アトピー性皮膚炎の場合、活性酸素が発生した患部に対し、ダイレクトに水素が行き渡るため、飲むよりも水素風呂の方が効果があるのだそうです。
実際、野山さんから出て行く水分量を数値化したものを見てみると、それが水素風呂に入浴してからたった4週間で半分以下になっていたことがわかりました。
つまり、皮膚のバリア機能が改善され、水分が必要以上に出て行かなくなり、乾燥しにくくなったため、アトピー性皮膚炎が緩和したということなのです。
水素水のアトピー性皮膚炎への効果は、まだ研究段階…
野山さんは、次のようにおっしゃっていました。
「1か月入った後に、水素水をやめた後の皮膚の変化を見たいということだったので、2週間水素水のお風呂に入らないようになりました。」
「そうしたら、1日2日目ぐらいから、またかゆみがぶり返して、1週間後ぐらいには、前と同じぐらいのかゆみが戻ってきました」
現在は、まだ研究段階で、水素のアトピー性皮膚炎への効果が完全には解明されていないのだそうです。とはいえ、肌の状態が良くなったのは事実です。その後も野山さんは、毎日、水素風呂に入っているそうです。
野山さんは、嬉しそうに、次のようにおっしゃっていました。
「すごくうれしくて、今までずっと悩まされていたことから解放されたので、ちょっと最初は信じられなかったんですけれど、水素はすごいと思います。」
水素は、まだ研究段階ではありますが、病気を治す新たな分野として注目を集めているんですね。
スタジオにカメラが戻ると、三宅さん、満里奈さんも「ちょっと飲みたいです」とおっしゃるので、飲んでみることに。ここで、大田先生から、水素水の飲み方についてレクチャーがありました。先生は次のようにおっしゃいます。
「量としては、1日に300〜500ml。それから水素は逃げていってしまうので、コップに注いだら3時間以内に。そんなに慌てることはないですが、できるだけ早く飲んでいただくということが必要です。」
最後に、大田先生から水素の研究が進んでいることについて、以下のような解説がありました。
「順天堂大学の脳神経内科では、パーキンソン病の患者さんに水素水を飲んでいただいて、約7割の方が良くなった」
「慶応義塾大学では、心肺停止、心臓が止まった、呼吸が止まった、そういう動物に、この場合は、水素ガスを吸わせて生存率が上がったと。今、臨床試験の方に入ろうとしている段階です。」
というわけで、今回は、『健康カプセル!ゲンキの時間』で取りあげられていた、
「酸化の謎大解明!サビない身体作りのコツ。難病をも治す?」
「水素水の抗酸化パワーとは?」
の2つのテーマについて、わかりやすくまとめたものをお伝えしました。あなたの水素への関心と疑問の解消に、少しでもお役に立てればうれしいです。