薬剤師になるには|高収入の理由と仕事内容

 

 

薬剤師になるには?

薬剤師が高収入の理由とその仕事内容

 

 

ぜ薬剤師になったのか?

 

ここでは、私がなぜ薬剤師になったのか、薬剤師にはどんな仕事内容があるのか、また薬剤師の収入についても書いてみたいと思います。

 

まず、私が薬剤師になろうと思ったきっかけは、高校生の頃化学がすごく好きで、本当に面白くてこれを極めたいと思ったことでした。「化学のプロフェッショナルて何だろう?」「化学でご飯が食べられたらいいな」と考えた時に、そうだ薬剤師だと思ったのが始まりでした。

 

そして、本当に化学のプロフェッショナルになるんだと思って薬学部に入ったのです。ただ、今実際に薬剤師になってみたら、化学のプロフェッショナルとは全く違っていたので、かつて思いを抱いていたのとはギャップがあるのですが、まぁいいかなと思っています。

 

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なぜ薬剤師は誕生したの?

 

私は薬剤師になってから、調剤薬局とドラッグストア併設の調剤薬局で働いてきました。そこには当然、薬剤師の仕事内容にすごく誇りを持って働いている人と、単に高収入だから働いている人がいました。

 

そして、これまで私が見てきた中では、高収入だから薬剤師をしている人が多かったなと思います。

 

それから、そもそも「なぜ薬剤師は誕生したのか?」ということを知らない人がすごく多いことに驚きました。医者が自分で処方箋を書いて薬局に出すのではなく、医者が自分で直接薬を出してしまわないのはなぜなのでしょうか?

 

それは医者が患者を死なせてしまうからなんです。これは医者の悪口を言っているわけではなくて、色々なパターンがあります。

 

例えば、反社会勢力から依頼されて、あるいは医者自身の意志で、医者がこの患者を死なせたいと思った時に薬を渡したりすることです。また、医者自身も人間ですからミスすることもあるわけです。

 

そのミスを防ぐために、処方箋というものを作成して、その処方箋を監査する役目として薬剤師が誕生したのです。つまり、医者が患者を死なせてしまうこと、あるいはミスをしてしまうことをストップさせるために、薬剤師が誕生したのです。

 

薬剤師が初めてドイツで誕生した時には、薬剤師は医者の監査役として薬の知識のある人が欲しい、何かあったら医者に問い合わせできる人が欲しい、そういう身分の人が欲しいということで誕生したのが薬剤師でした。

 

私はこのことを知ったのは薬剤師になってからだったのですが、これを知った時には、薬剤師というのは、やりがいのある仕事だなと思いました。

 

そのことを知るまでは、薬剤師って患者にとっては、単にお金を加算されてしまう不要なシステムなのではないかと思っていたからです。薬剤師の存在には意味があるんだと思えたその時から、仕事にやりがいを感じるようになりました。

 

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薬剤師の仕事内容は?

 

薬剤師の仕事内容に対して、国が支払ってくれるお金(調剤報酬・診療報酬)は、段々目減りしてきているのが現状です。なので、「高収入だから薬剤師って良い職業だな」という感覚は、段々薄れてくるのではないかなと思います。

 

私の上の世代だと、普通に薬剤師をやって年収で700万円以上を軽く稼げたと聞いてきました。ただ、今の世代だと、およそ500〜600万円前後が多いです。

 

給料や年収は、場所によって違います。普通の仕事だと、首都圏に集まれば集まるほど給料って高くなりますよね。例えば、コンビニやマクドナルドも、地方だと時給600〜700円なのが、都心になってくると時給で1,000円以上になったりしますから。

 

でも、薬剤師というのはこの逆なのです。それは、地方に行けば行くほど人がいないからです。

 

こうしたことは看護師なども一緒で、資格が必要な職業は、地方に行けば行くほど希少性が高くなって、給料や年収が高くなっていくのです。北海道や沖縄に行けば、交渉次第で月収が100万円を超えるようなところも探せばあったりします。

 

ただ、薬局にとっても月収で100万円支払うというのは大きな出費でありリスクになるわけで、それが原因で潰れてしまうケースもあったりすので注意も必要になります。高収入のところで薬剤師になるには、それなりの理由があるということは知っておいて欲しいです。

 

 

薬剤師をやっていてよかったこと

 

薬剤師をやっていて一番良かったことは、やっぱり色々な人に「ありがとう」と言ってもらえることです。

 

一方で、薬剤師をやっていて嫌だなと思うところもあります。病院とか薬局に来る人というのは、ケガや病気の人が来るわけで、みんながみんな決して明るい気持ちで来るわけではありません。もちろん、産婦人科ならみんな幸せな気持ちで来るかもしれませんが。

 

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そういうマイナスの気持ちを持った人を相手にするわけですから、やはり自分の心もすり減っていく部分も当然あります。

 

もしあなたがそれが気になるというのなら、医療関係の職業には向いていないと思いますが、「ありがとう」と言ってもらえるところに価値を見出して、嬉しいとか幸せだなと感じられるのなら、薬剤師になるには向いていると思います。

 

これから薬剤師になるのは大丈夫なの?

 

どんな職業にも言えることですが、高収入だからと言って選ぶ人がいるわけです。正直なところ、もしあなたが今から薬剤師を目指そうと思っているのであれば、「これからの薬剤師はどうなっていくのか」ということを真剣に考えることが重要だと思います。

 

もちろん、色々な見解はあります。「これからも薬剤師は大丈夫だよ」という意見と、「いや、これから薬剤師は厳しいよ」という意見。

 

大丈夫だよという意見は、国が調剤薬局を残そうと思っていてくるのであれば、この業界は大丈夫というものです。ただし、国が薬局というのはあまり要らないと判断するのであれば、薬局はどんどん淘汰していくでしょう。

 

とはいえ、これは国が決めることですし、そういったことを決める人たちも変わっていくわけですから、それを今の段階で予想するのは難しいことです。なので、どれが正しいとかどれが間違っているとかいうことはないと思います。

 

ただ現状からいって、すぐにこの業界が崩壊するかといえば、それはないので、今のうちなら薬剤師を目指しても、悪い結果にはならないと思います。

 

 

薬剤師になるデメリットは?

 

薬剤師になって悪いことはないと思います。今のところ、私は薬剤師になるデメリットは思いつきません。

 

薬剤師になると、まず人から信頼されます。この人は薬剤師なんだとなると、それだけで人から信用してもらえます。信用してもらえるということには、すごく大きなメリットがあります。

 

例えば、結婚を考えても、相手や相手の親族に自分を認めてもらえると、余計なエネルギーを使わずにスムーズに事が進んでいきます。

 

交友関係においても、新しい人と知り合ったときに、コンビニでフリーターしてますというのと、薬剤師ですというのとでは、信用が全く違うわけです。

 

薬剤師の肩書があるだけで、信用される具合が違うので、たくさんのチャンスも巡ってくるようになります。色々な面で、薬剤師として働くという仕事内容以外の恩恵が受けられるので、今、薬剤師になるにはすごくいいと思います。

 

高収入だからと薬剤師になっても、十分なお金を稼ぐことはできますし、信用も得られるわけですから。

 

薬剤師になったというだけで私はすごく自信がついたし、その自信がついたことで、様々なことにもチャレンジできるようになって、どんどん物事が上手くいくようになりました。

 

薬剤師になるには6年生になったことで、貴重な時間を費やすことにはなるのですが、それだけの価値は十分にあると思っています。

 

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