転職エージェントの使い方とは?
メリット・デメリットを知っておこう!
転職エージェントを使うメリットとは?
転職エージェントを使うメリットとしては、主に3つあります。
1つ目は、多くの会社を見ることができるということです。自分でチラシを見たり、ハローワークに行ったりするよりも、たくさんの会社を見ることができます。
2つ目は、断りやすいということです。
あなたの友人や先輩の紹介だったりすると、ちょっとした理由、例えば、何となく雰囲気が嫌だなとか、通いにくいなとか、そういった理由から断りたいなと思っても、断りにくいということがあります。
転職エージェントを使うと、そういった場合でもスムーズに事が進んでいきますので、これもメリットといえます。
私が転職エージェントを利用した時も、何度も断ったことがありますが、精神的な負担は全くありませんでした。そういったことで一切トラブルなどなく、気持ち良く転職することができたので、これは転職エージェントのとても良い点だと思います。
3つ目は、最新の上司の動向を知ることができるということです。
勤める上で、上司は、スタッフにとって一番大きな存在です。この人の考え方や経歴などを知ることによって、自身の働き方が変わってくるということが多く見受けられますので、こうしたことを知ることができるというのも、かなり大きなメリットだと思います。
転職エージェントの使い方には、メリットとデメリットの両方があるので、あなたのキャリアから逆算して、一番合った形で使って転職できるとよいですね。
転職エージェントのデメリットとは?
あなたもご存知かもしれませんが、例えば、看護師さんが転職エージェントを利用して就職をすると、その就職先でお給料が他の人よりも少ない、あるいはボーナスが何となくあまりもらえない、という経験をされる人がいます。
これにはある理由があるからなんです。
転職エージェントの仕組みとして、紹介業の方が看護師を病院に紹介して、その紹介料を病院からいただくという形になっているからです。おおよその目安としては、看護師の年収の10〜15%と言われています。
ですから、その分を先に支払った病院は、就職した看護師に対して、給与や賞与(ボーナス)をそれほど出せないという可能性が高いのです。
もしあなたが、「あれっ、私のボーナスは転職エージェントを使ったから少ないのかな?」と思ったら、それはそのとおりということになります。
なぜ、こんなに看護師の転職エージェントが増えたの?
ここ数年、転職エージェントが急増していますが、それは、2006年に7:1の看護基準が始まってから、以前にも増して看護師不足が深刻になってきているからなのです。
そして、病院としては、看護師を確保するために人材派遣会社(転職エージェント)に依頼するようになったのです。
すると、転職エージェントというのは、そこで紹介料をいただけるという仕組みにより成り立っていますから、病院は転職エージェントにお金を支払って、看護師を確保するというのがここ10年くらい当然になってきているのです。
転職エージェントに登録するメリットは?
転職エージェントに登録するメリットはたくさんあります。
私もそうだったんですけれども、仕事を探す時に、人事の人から日中連絡があっても、自分が確認するのが夜になってしまったり、仕事をしていない時間になってしまうことで、そのやりとりにすごく時間がかかってしまうことがあります。
夜ですと、相手はもう帰宅してしまっていますから、そこに時間がかかってしまうのです。
転職エージェントを使うと、これを代わりにやってくれるので、ここに登録するメリットはあるのかなと思います。それ以外にも、年収の交渉をしてくれたり、福利厚生の交渉、例えば家賃補助などを交渉してくれるというのも、大きなメリットだと思います。
転職エージェントは中小がおすすめ!
転職エージェントを使う場合、あまり大手だったり中小だったりというのは関係ありません。どちらかといえば、中小の方がおすすめです。
その理由は、大手の場合は、売上げ、つまりノルマがあったりするので、転職するよう催促されたりするケースが多々あるからです。また、転職しやすい会社を勧められたりもします。
転職エージェントというのは、転職してもらうことによって、人事担当者(法人)から報酬を得ているわけですから当然といえば当然です。転職をしてもらわないと利益が上がらない形になっていますので、転職をやや強引に勧める人もいるわけです。
その点、中小の転職エージェントですと、しっかり面倒見てくれますから、当然、親身になって話しも聞いてもらえます。
それでも、有名な会社の方が安心というのもあって大手の転職エージェントに行かれる人が多いのも現実です。そういう場合には、大手と中小の両方を同時に使ってみることをお勧めします。
実際に使ってみて比較して、どういった反応を得られるのか、試してみるとわかると思います。