FXは累進課税なの?

 

 

FXは累進課税ではないの?

 

 

様々な税金がありますが、その中で累進課税になっているのは、所得税と贈与税と法人税の3つになります。所得税は、国の税収として所得にかかる税金ですよね。

 

ちなみに、累進課税というのは、課税対象が増えるほど高い税率を課す方式のことです。この累進課税には、次のような単純累進税率方式と超過累進税率方式の2つの方式があるのですが、日本では、超過累進税率方式が採用されているんですよね。

 

ただし、単純累進税率で計算して、控除を適用して算出する方法が取っています。また、一部の所得には、累進課税制度が適用されていません。

 

例えば、預貯金の利息やFX・先物・株などに対しての税率は、所得税と住民税含めて一律20%になっていますから、これらについては、どれだけ所得があっても同じ税率でしか税金がかかってきませんから。

 

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■単純累進税率方式

 

単純に一定金額以上になれば全てに対して該当の税率を掛ける方式になっています。

 

例えば、300万円の所得があったとしたら、10%をそのまま掛けて30万円が税金となります。

 

■超過累進税率方式

 

超過分毎に、該当の税率を掛ける方式になっています。

 

例えば、300万円の所得があったとしたら、300万円の内の195万円に対して5%超過分の105万円に10%の税率を掛けて、その合計の20万2,500円円が税金となります。

 

また、住民税というのは、地方自治体の税収として所得にかかる税金です。住民税は、標準税率としては10%になっているんですよね。ただし、一律で決められている利息等の税率を除いては、地方自治体によっても違ってきますので、高かったり安かったりします。

 

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